ぶどうの種類や選び方は?どんな歴史がある?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!

みなさん、世界で最も収穫量の多い果物はなんだと思いますか?答えはズバリ、「ぶどう」です。世界ではそのうちの7~8割ほどがワインの原料になりますが、日本ではむしろ生食として消費されることのほうが多いんです。

この記事ではお宝食材探検隊が、そんなぶどうの種類や選び方について解説していきます!

ぶどうの種類とは?

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ぶどうは世界では大部分がワインの原料となるため、主要生産国もイタリアやフランスなど、ワインの生産国と重なります。生で食べても美味しく、ワインの原料にもなる万能な果物のぶどうは品種も様々。その数なんと1万以上!

その品種は、原産地で分類する場合と房の色で分類する場合があります。

原産地での分類は、大きくヨーロッパ種とアメリカ種の2つに分けることができます。色で分類する場合は、赤・黒・黄緑の3種類です。

ヨーロッパン種は中央アジアが原産でワイン用の品種が充実しています。生食用は皮が薄く、果肉と離れにくいのが特徴。一方アメリカ種は北アメリカの野生種から改良されたもので、こちらは皮が厚く、果肉と離れやすいのが特徴です。

ぶどうの有名な品種や選び方は?

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以前はデラウェアなどの赤色のぶどうが最も人気でしたが、現在は巨峰やピオーネなどの黒色が一番人気!黄緑色のシャインマスカットの人気も近年非常に高まっていますよね。

そんな日本で人気の高い黒色の巨峰やピオーネは、ヨーロッパ種とアメリカ種をかけあわせたもので、両方の長所を備えた品種なんです。病気や寒さに強いため日本での栽培の主流となっています。

それではおいしいぶどうを選ぶにはどこを見れば良いのでしょうか?

まず、表面に白い粉のあるものが新鮮な証拠!また、つるの部分が乾燥したものは避けましょう。

ぶどうは表面の粉とつるを見て選ぼう!

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ぶどうは「原産地」と「色」の2つの分け方があり、品種も非常に多いことがわかりますね。

実際に手に取る時は、表面に白い粉があり、つるが乾燥していないものを選びましょう。品種によって大きさも味も様々ですから、ぜひ色々な品種を楽しんでみてくださいね!

※画像はイメージです。
※「THE BOOK OF FRUIT おいしいフルーツの本」に掲載した内容を再編集しています。