サヨリのすしとはどんなもの?すしマニアが人気のすしダネについて解説

すしの定番のタネであるサヨリ。ところですしダネであるサヨリとはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がサヨリについて効能などを入れつつ解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!

すしダネとしてのサヨリとは?

ダツ目に属する魚でトビウオやサンマの仲間でもあります。スマートな魚体で下あごが長く突き出し、先端に淡い赤味がさしているのが特徴。美しい魚体にふさわしく、淡泊で上品な持ち味が楽しめます。味が良いのは早春。

にぎりダネとしては、キスとともに光ものの中では逸品といえるでしょう。銀青色の美しい皮目を活かすよう薄く皮をひくのが調理のコツ。細工のしやすい魚で、切りつけ方やにぎりの形は多彩です。

サヨリのすしは栄養たっぷり!

サヨリのすしは1カンあたり45.2Kcal。栄養的には白身の魚とほとんど同じで脂質が少なく高タンパク低カロリーです。美しい魚体にふさわしく淡泊な持ち味が楽しめる低脂肪魚といえるでしょう。

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています
※すしのカロリーは、標準的なすし・1カン分(すし飯20g、30.5キロカロリーを含む)で表示してあります