赤貝のすしとはどんなもの?すしマニアが人気のすしダネについて解説

すしの定番のタネである赤貝。ところですしダネである赤貝とはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部が赤貝について効能などを入れつつ解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!

すしダネとしての赤貝とは?

身が赤いため、赤貝と名付けられました。貝類には珍しく、赤血球の中にヘモグロビンがあるので身が赤くなるのです。名産地は、東京湾、伊勢湾、瀬戸内海、有明海など。産卵期は晩春で、初夏になると脂肪がぬけて旨みがなくなるというのが特徴。よって旬は冬から春。

にぎりダネにするのは、こりこりとした身の部分ではありますが、実は足と外套膜と柱の部分、つまりヒモがうまいのです。むきたての赤貝のヒモを手早く握ったすしは絶品。カウンター向きですし通がとくに好むすしダネです。

赤貝のすしは栄養たっぷり!

赤貝のすしは1カンあたり39.0Kcal。身には鉄分を多く含み、貧血には効果のあるタネ。貧血防止に役立つのが赤貝の魅力です!

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています
※すしのカロリーは、標準的なすし・1カン分(すし飯20g、30.5キロカロリーを含む)で表示してあります