サバのすしとは?バッテラとの違いは?すしマニアが人気のすしダネについて解説
すしの定番のタネであるサバ。ところですしダネであるサバとはどのようなものでしょうか?バッテラとの違いは?
ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がサバについて効能などを入れつつ解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!
すしダネとしてのサバとは?
サバのすしはにぎりダネとしては光ものに入ります。日本近海にはホンサバとゴマサバの2種類があり、ともに旬は秋で脂がのって美味とされています。
サバのすしといえば、バリエーションが多いことで有名。関西発祥のサバずしやバッテラが代表的で、腐敗の早いサバの調理法の知恵と工夫が生んだ食べ方です。酢をきかせたシメサバの他、生のままでもにぎりにできる臨機応変さもすしダネとしてのサバの強み。
サバずしとバッテラの違いは?
バッテラは関西発祥のすし料理で、かつてはコノシロを使用していた時期も。酢じめのサバを薄く切り、ご飯の上にのせて、その上に甘酢で煮込んだ白板昆布を重ねるというタイプの押しずし。サバずしとの違いは、バッテラは型に押し込むのに対し、サバずしは巻きすで巻いたものになります。バッテラが四角い形をしたすしで、サバずしが丸い形状のすしになり、高級品でもあります。
サバのすしは栄養たっぷり!
サバのすしは1カンあたり59.2Kcal。脂質の代謝を助けるビタミンB2を含み、DHAの含有量は光ものではトップ。EPA(エイコサペンタエン酸)もたっぷりのヘルシーすしなのです。
※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています
※すしのカロリーは、標準的なすし・1カン分(すし飯20g、30.5キロカロリーを含む)で表示してあります
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