すしに最適な米とは?すしマニアが解説

すしの基盤といえばすし飯(シャリ)。自宅で米を炊いて作ってみてもお店のように美味しくならないということもありますね。すし飯に適した米はあるのでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がすし飯に最適な米について解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!

どうすればお店のような美味しいすし飯を作ることができる?

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もちろん、お米そのものがよいものであればおいしくはなります。ただ大切なのはすし飯にして美味しい米であること。すし飯はご飯に酢や砂糖、塩などをかけて作るのですが、飯が合わせ酢をよく吸ってくれないと、美味しいすし飯にはなりません。多くの米は熱風乾燥で強制的に乾燥させられていて表面がノリ状になっているので、具合が悪いのです。

そこで天日でゆっくりと自然乾燥させた米を用意すると、うまく酢を吸うのです。美味しいすし飯を作るにはちょっとしたテクニックが必要なんですね。

すし飯には自然乾燥させた米が最適

すしはシンプルな料理ではありますが、すし飯に使用する米など工夫されていて、素材ひとつひとつにこだわりを持って作るからこそ美味しくなるのです。

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています