ブラックフォレストケーキ(フォレノワール)とはどんなもの？お菓子マニア編集部がわかりやすく解説！

「黒い森」を意味する「ブラックフォレストケーキ」をご存知でしょうか。本場ドイツではクリスマスシーズンに食べられるケーキとして親しまれていて、日本でも「フォレノワール」などの名前で売られています。

この記事ではお菓子マニア編集部がブラックフォレストケーキの特徴や、名前の由来について解説していきます。

そもそもブラックフォレストケーキ(フォレノワール)とは？

ブラックフォレストケーキとはドイツで生まれたケーキの一つ。チョコレートのスポンジ生地に、キルシュ(さくらんぼのお酒)で煮たアメリカンチェリーのコンポートと生クリームをたっぷりとのせたケーキで、仕上げとして削ったチョコレートをトッピングしているのが特徴です。

ドイツでは1930年頃から食べられるようになったケーキですが、その後アメリカにも渡り、ドイツを代表するケーキの一つとして知られるようになりました。

名前の由来は？

「黒い森」を意味するブラックフォレストケーキですが、実はドイツ南部に広がる広大な森「シュヴァルツヴァルト」がモチーフになったお菓子だと言われています。生地にたっぷりと塗られた生クリームは「森を覆う雪」を、削ったチョコレートは「雪の上に積もる落ち葉」を表しているとされ、クリスマスや冬の時期にぴったりのケーキです。

また、さくらんぼはシュヴァルツヴァルト周辺の名産品でもあります。リキュールをたっぷりと使ったブラックフォレストケーキは大人のケーキとして広く親しまれています。

ブラックフォレストケーキとはドイツで生まれたさくらんぼのケーキのこと！