夏が旬のフルーツ8選!旬のフルーツとともに夏を楽しもう!お宝食材探検隊がわかりやすく解説!

夏が旬のフルーツといえば、どんなものを思い浮かべますか?暑い夏を乗り越えるおともに、旬のフルーツを食べてみてはいかがでしょうか?

この記事ではお宝食材探検隊が、夏が旬のフルーツとして、あんず、ラズベリー、マスカットなど8種をご紹介していきますよ。

あんずとは?

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あんずはバラ科の樹で、梅や桃、スモモとなどと遺伝的に近縁にあたります。形は桃とよく似ていて、大きさは梅ほどのものからスモモほどで、黄色から橙の色味が特徴。

冷涼な気候の長野、東北地方などで栽培されています。酸味が強いので、生で食べるよりもジャムや洋菓子などに加工されることが多い果物ですよ。

かぼすとは?

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かぼすは大きさがテニスボールほどの、濃い緑色をしたミカン科の果実です。柑橘類ならではのスッキリとしたフレッシュな香りと爽やかな酸味が特徴ですよ。

料理に香りや酸味を添えるために使われるほかに、果汁をそのままジュースにしたものも売られています。大分県が原産といわれ、なんと全生産量の95%以上が大分産なんですよ。

ラズベリーとは?

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ラズベリーはバラ科キイチゴ属の一種。フランス語で「フランボワーズ」と呼びます。ラズベリーの実は小核果が集まった集合果といって、小さな粒が集まって一つの果実の形を作っています。

果実は甘味と酸味が調和していて、生食で食べるのがおすすめですが、ジャムなどに加工したり、ケーキの色どりに添えられたりしていますよ。秋田県、山形県が主な産地です。

いちじくとは?

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イチジクはイラクサ目クワ科イチジク属の落葉樹木。食用にされる部分は厳密には果実ではなく、イチジクの花に当たる部分なんですよ。アラビア半島が原産とされ、イチジクの葉をアダムとイヴが身に着けていたというほど、古くから栽培されている果物です。

実の中に白い花を付けて肥大化しますが、外側から花が見えないため、「無花果」という漢字があてられたんですって。
和歌山県、愛知県、兵庫県が収穫量が多い県です。

巨峰とは?

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巨峰は1942年に研究によって誕生し、1955年に商標登録されました。「石原早生」と「センテニアル」という品種を掛け合わせて誕生したのが巨峰なんです。それまでのブドウは小粒で酸味の強い品種が多かったため、大きな粒と甘味のある巨峰の登場は衝撃的なものだったんですって。

現在、巨峰の多くは長野県、山梨県、福岡県で栽培されています。皮の色が濃くなって、「ブルーム」と呼ばれる白い粉がたくさんついているものが新鮮な証ですよ。

マスカットとは?

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果物の女王とも呼ばれるマスカットは、透明度のある黄緑色の皮を持ち、マスカット特有の甘い香りが特徴。ムスクのようないい香りが転じて「マスカット」と呼ばれるようになったのだとか。

甘味が強く酸味は少なめ、コクのある気品高い味わいを楽しむことができますよ。種がなく皮が薄いことから、そのまま食べられるのも大きな特徴です。

プルーンとは?

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バラ科サクラ属の落葉高木で、西洋スモモの一種。赤紫色の実をつけて、種がついたまま乾燥させても発酵せずにドライプルーンにできるものをプルーンと呼んでいます。フランスから伝わったプルーンですが、世界一のプルーン生産地はアメリカのカリフォルニア州なんですって。

鉄分やミネラルが豊富なので、最近の日本では健康果実として生食で食べられています。

ブルーベリーとは?

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ブルーベリーはツツジ科のスノキ属の小果樹で、果実が濃い青紫色に熟すことからブルーベリーと呼ばれています。品種は100種類以上あると言われていて、ジャムやスイーツなどによく使われていますよ。

また、目に良い栄養素である「アントシアニン」を豊富に含んでいて、体の老化防止や抗酸化作用が果実の中でもトップクラスなんですって。

夏が旬のフルーツの特徴を知って、夏をもっと楽しもう!

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今回は夏が旬のフルーツ8種の特徴をご紹介しました。暑い夏のおともに、旬の味覚を楽しんでみてはいかがでしょうか?

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