餃子の餡の黄金比は?フードマニア編集部がおすすめの野菜と一緒に紹介!

餃子の良し悪しを決めると言っても過言ではない餡。「使う野菜の種類」や「肉と野菜の理想的な比率」などは、誰もが一度は悩む問題ではないでしょうか。

ここでは中華料理に関する本を出版しているフードマニア編集部が、餃子の餡に関するさまざまな疑問を専門家に聞いてきました!

餃子の餡の一般的な黄金比は肉3:野菜7

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一般的に、餃子の餡は肉3割、野菜7割の配合がもっともバランスが良く、箸が進むといわれています。しかし、必ずしもこの割合が絶対ではありません。

中には「餃子のあんが30g以上の場合、もっと野菜が多い方が食べやすい」と語る専門家も。野菜を多めにすることで胃もたれもしにくく、かつ野菜本来の甘みも味わえます。ただし、あまりにも多く野菜を入れると今度は肉の旨味が薄れてしまうため、入れすぎないよう注意が必要です!

また、「一口餃子など、あんの量が少ないものなら、反対に肉の割合を増やすのがおすすめ」という声もあります。あんの量が少ない場合、噛んだ瞬間肉の食感や風味が伝わる方がより美味しく感じるのです。

餃子におすすめの野菜は白菜やキャベツなどのアブラナ科!

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餃子の餡に使う野菜としてもっとも向いているものを尋ねたところ、キャベツと白菜で大きく票が分かれました。この2つは、どちらも加熱すると甘みに変化する成分を持つアブラナ科の野菜。そのため、じっくり加熱する餃子との相性も良いのです。

どちらの野菜を選ぶかは好みにもよりますが、一般的にジューシーさやしっかりとした食感を求めるのなら白菜、さっぱりした甘みや食べやすさを求めるのならキャベツがおすすめとされています。他にもニラや干しシイタケ、長ネギなどを入れて作ると味に深みが出ますよ。

ちなみに、餃子の激戦区である宇都宮市は白菜を、宇都宮市と並ぶ年間消費量を誇る浜松市はキャベツを用いる傾向にあります。

餃子のあんの黄金比は肉3:野菜7!あんの大きさで肉の割合を変えるのがベター

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専門家の方曰く、餃子のあんは基本的に肉3:野菜7が最もおすすめですが、あんの量が増えるにつれ野菜の割合を増やした方が食べやすいとのこと。また、餃子に入れる野菜はジューシーさを求めるなら白菜、甘みを求めるならキャベツがおすすめ。この記事を参考にしつつ、自分好みの配合を見つけてみてはいかがでしょうか。

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※「「食」の雑学達人になる本」に掲載した内容を再編集しています