アワビの刺身とは?旬の時期も含めてすしマニアが解説

刺身で食べると絶品のアワビ。ところで刺身で利用するアワビとはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がアワビの刺身について旬の時期などを入れつつ解説していきます。刺身に詳しくなりたい人におすすめ!

刺身として食べるアワビとは?

画像素材:写真AC

「磯のアワビの片想い」という言葉があるように、アワビはハマグリのような二枚貝ではなく、ミミガイ科の巻き貝で殼は一枚です。

「アワビ」とは一種類ではなく、食用にしているものでも、クロアワビ、マダカアワビ、メガイアワビなどがあります。クロアワビは殻の色は黒っぽく、身はやや硬く、マダカアワビは殼は灰褐色で、身は軟らかいもの。そしてメガイアワビは殻が赤褐色で、これも身が軟らかいです。なおアワビを小さくしたトコブシは同じミミガイ科ですが、別種。

アワビの旬はいつ?

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アワビの旬は夏。同じミミガイ科のトコブシも同様に夏が旬になります。

アワビは生を刺身で食べる他に、酒蒸しや煮て、酒の肴やすしダネにします。また、コリコリした歯触りを出すために、塩でよくこすって身をしめ、薄く切ることで心地よい噛み切り感が得られます。

アワビの旬は夏!

夏に旬を迎えるアワビはさまざまな種類があり、それぞれ食感も違います。旬や種類について知っていれば、アワビの刺身もより深く楽しむことができますよ!

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 22 刺身」に掲載した内容を再編集しています