ラタトゥイユとはどんな食べ物?カポナータとの違いは?ふれんちハンターがわかりやすく解説!
ラタトゥイユという料理名、聞いたことはあるけどどんな料理か詳しく知らない方も多いのでは?シンプルな料理なので、ご自宅でも簡単に作ることができますよ。
この記事では、ふれんちハンターがラタトゥイユのおいしい食べ方や、カポナータとの違いについて、わかりやすく解説していきます。
そもそもラタトゥイユとは?
ラタトゥイユとは、フランス南部プロヴァンス地方の郷土料理。ナスやピーマン、ズッキーニや玉ねぎ、トマトなどを炒め煮した煮込み料理を指します。
ラタは「ごった煮」、トゥイユは「かき混ぜる」という意味なんですよ。
昔は、余った野菜などを入れて作られていたことから、残飯料理というイメージが持たれていましたが、現代では非常に作りやすい上に、とてもヘルシーなので日本でも人気がある料理です。
ラタトゥイユのおいしい食べ方は?
ラタトゥイユは、単体でも美味しく食べられますが、他の料理と組み合わせることも。例えば、パスタにかければ具沢山のトマトパスタに変身しますし、トーストにのせればピザトーストのように食べられます。焼いた豚肉や鶏肉の上にソースとしてかけるのもオススメ!
ラタトゥイユの味付けはあっさりしていて、いろんな料理と相性がいいんです。作り置きにも向いているので、ぜひ色々なアレンジを試してみてください。
ラタトゥイユとカポナータの違いは?
カポナータとは、南イタリアにあるシチリア地方の郷土料理のこと。トマトを使って煮込むので、ラタトゥイユと見た目が似ていますが、味は全く異なります。
ラタトゥイユは、ズッキーニをメインとし、各種野菜をまとめて炒め煮します。味付けは香草やワイン、塩コショウなどが使われますが、基本的には野菜の甘みが引き立つような味付けなので、あっさりとした味わいに。
対してカポナータは、ナスをメインとしていて、ピーマンや玉ねぎ、トマトやパプリカ、オリーブやセロリなどが使われます。一度にすべてを炒め煮するのではなく、オリーブやセロリを先に炒め、ナスやパプリカは一度素揚げして煮込まれるんです。
味付けも塩コショウや砂糖、ワインビネガーなどが使われるため、しっかりとした味わいに。素揚げもしているので、ラタトゥイユと比べてコクもあります。
ラタトゥイユは簡単でおいしいフランス料理!
ラタトゥイユは、作るのも簡単でとってもヘルシーな料理。野菜不足も補えるので、栄養が偏りがちな人にもオススメです。メイン料理にも副菜にもなるので、今日の献立に具沢山のラタトゥイユはいかがでしょうか。
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