山手線沿いのおすすめラーメン店10選 ラーメンマニア編集部が厳選した本当においしいお店をご紹介!
山手線沿線にはラーメン店がたくさん。どこがおいしいのか、食のプロであるラーメンマニア編集部が山手線沿線で本当においしいお店を厳選しました。
お店に行くだけでは分からない、徹底取材した編集者ならではの情報もプラス!より深くラーメンを楽しみたいという人にもおすすめ。
— 目次 —
麺屋 Hulu-lu/池袋駅
池袋駅の西口から徒歩10分。店名の「Hulu-lu」、そして外観も内装もハワイをテーマにしたもの。
ラーメンのスープは鶏ガラ、丸鶏をベースにしながら、鴨挽き肉やハーブを合わせて仕上げるというもの。その他にも限定メニューをそろえているのも魅力です。
定番の「醤油SOBA」の醤油ダレは、濃口醤油、たまり醤油に魚介だしと、塩(麺にも使う天外天)、 砂糖、みりん、日本酒で作ります。香味油はサラダ油で作る焦がしねぎ油。柚子皮、鶏挽き肉をスープと合わせ、食べ進むにつれて香りも味わいも深まっていくように組み立てています。麺は切歯20番のストレート麺。トッピングにも味付け鶏挽き肉を。他は、豚肩ロースチャーシュー、メンマ、貝割れ菜、糸唐辛子、味付け鶏挽き肉などをトッピング。
麺屋 Hulu-lu
住所 | 東京都豊島区池袋2-60-7 |
営業時間 | 月・水〜土11:30〜15:00 18:00〜21:00、日・祝11:30〜15:30 |
定休日 | 火曜日 |
※MOOK「ラーメンの調理技法」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
JAPANESE FISH NOODLE ウミのチカラ/秋葉原駅
秋葉原駅から徒歩7分。「日本近海の旬の魚・海鮮にこだわったラーメン」をコンセプトに、貝だしと魚介鶏白湯の2本柱を打ち出す仲御徒町の『ウミのチカラ』。
看板の「塩らーめん」「醬油らーめん」のスープには、江戸前ホンビノス貝とアサリ、北海道産ホタテの3種類の貝を使用。仕入れた貝は、砂抜きした後、だしが出やすいようマイナス60°Cで冷凍するというこだわり。これに鶏ガラと丸鶏の清湯で動物系のコクと深みを重ねています。
売れ筋は、貝の風味をシンプルに味わえる「塩らーめん」。塩ダレは藻塩とピンク岩塩の2種類を使い、そこに日高昆布や干し椎茸、 干し海老の魚介の旨味をプラス。一方、芳醇な香りが味わえる醬油ダレには、岐阜産のたまり醤油と淡口醬油の2種類に、日高昆布やカタクチイワシなどをブレンド。キレを生む組み立てにしています。
JAPANESE FISH NOODLE ウミのチカラ
住所 | 東京都台東区台東1-32-6 |
営業時間 | 11:00~16:00 17:00~20:00 |
定休日 | 日曜日・祝日(連休のときは最終日休み) |
※MOOK「ラーメン繁盛法第3集」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
油そば 力/高田馬場駅
ラーメン店激戦区である東京・高田馬場で人気の油そば専門店『油そば 力』。店主はミャンマー出身で、油そばは「しょうゆ、辛味噌、塩」 の3種類の味に、ミャンマー風油ビーフンと汁ビーフンまで揃っています。
麺量は「並盛」180g、「大盛」 270g、「特盛」360gを一律価格で提供。学生街という地域柄、売れ筋は「大盛」と「特盛」です。
「油そば しょうゆ」はミャンマー出身の店主が、日本人向けに アレンジして開発した油そば。小麦の味わい、風味がしっかりと立つ平打ち太麺を、サッポロ製麺より仕入れています。麺にタレがよくからむよう、手もみの麺をセレクト。タレは香味野菜などで香りを添加させたサラダ油と、濃口醤油をベースにした醬油ダレを使用。
油そば 力
住所 | 東京都新宿区高田馬場3-12-1 久松ビル1階地下1階 |
営業時間 | 月〜土11:00~22:00 日曜・祝日11:00~21:00 |
定休日 | 不定休 |
※MOOK「ラーメン繁盛法第3集」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
らーめんと甘味処 九月堂/渋谷駅
渋谷駅から徒歩7〜8分。『らーめんと甘味処 九月堂』は、女性客比率5割を獲得するというお店。その引き金となるのが、ラーメンと甘味を2つの空間で楽しめる使い勝手のよさです。また体に優しいをテーマに無化調ラーメンを提供する点も、女性に人気。
麺メニューは「らーめん」で「こってり」と「あっさり」が選べます。スープは肉系が多めのこってりと、魚介多めのあっさり。2種類のスープを仕込み、それを合わせる割合を変えて使い分けています。
こってりは、ゲンコツを芯として、外側を鶏白湯でまとめるイメージ。あっさりスープもゲンコツ、鶏ガラで味の基盤を作り、カツオ節や宗田節、イリコ、羅臼昆布などの魚介を重ねています。
らーめんと甘味処 九月堂
住所 | 東京都渋谷区神南1-15-12 佐藤ビル2階 |
営業時間 | 月〜土11:00~22:00 日曜・祝日11:00~21:00 |
定休日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合は、翌火曜日休業) |
※MOOK「ラーメン繁盛法第3集」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
吉岡 田端店/田端駅
田端駅から徒歩5分。『吉岡 田端店』は、曜日ごとにスープを変えて5種類のスープのラーメン、つけめんを提供しているお店。 日曜・火曜は竹岡式ラーメン、レギュラーで提供するのが「黄金の塩」で、これは専用の清湯系スープで作るもの。
専用の製麺所では、田端店のほか、目白店や系列店、そして卸先用の麺を製造。ラーメン用のものは、やわらかいけどコシがあるという伸びにくい麺になっています。
曜日に関係なくレギュラーで提供しているのが 「黄金の塩」。スープは、昆布出汁に鶏ガラ、モミジを加えて炊き、香味野菜とともに濁らせないように仕上げる清湯です。乾物の出汁を加えた塩ダレと合わせています。香味油は鶏脂を炊いて取る鶏油。アサリ、鶏モモ肉チャーシューを盛り、糸唐辛子と黒胡椒をふっています。
吉岡 田端店
住所 | 東京都北区東田端2-9-1第二田島ビル1階 |
営業時間 | 火〜金11:00〜15:00 18:00〜22:00、土・日・祝11:00〜15:00 |
定休日 | 月曜日 |
※MOOK「自家製ラーメン店の調理技術」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
自家製麺 ほんま/駒込駅
JR駒込駅の東口から徒歩7分。住宅街立地に位置する『自家製麺ほんま』は「外食の楽しみを提供したい」という思いから、お客が「特別感」のある時間を過ごせる店づくりを意識しています。
定番の「しおらーめん」は大山鶏の丸鶏と鶏ガラを使用した濃厚な鶏白湯スープと、国産野菜を使った野菜スープを小鍋で合わせて提供。うま味調味料や酵母エキスなどは使用せず、多種多様な食材を用いて旨味を抽出します。あえて塩分は控えめにし、鶏の旨味と野菜の甘味を純粋に味わえる一杯。
自家製麺 ほんま
住所 | 東京都文京区本駒込5-58-7 大和屋ビル1F |
営業時間 | 平日11:00~15:00 18:00〜21:00、土・日・祝11:00~15:00 |
定休日 | 火曜日 |
※MOOK「ラーメン繁盛法第3集」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
麺恋処 いそじ/代々木駅
代々木駅西口より、徒歩4分。魚介系ラーメンの老舗である『麺恋処 いそじ』。動物系スープと魚介系スープのブレンドの割合は5対3。魚介系スープはカタクチイワシの煮干しがメインで、煮干しを水から炊きます。動物系スープは牛骨や、ゲンコツなどの豚素材、親鶏のガラなどの鶏素材をバランスよく使用。
自家製麺のメインに使用する小麦粉は、準強力粉の国内産と外国産の2種類。イメージしているのはモチモチ、プリプリした麺。そのための工夫として、プリプリした食感の補強にタピオカ粉、モチモチした食感の補強にセモリナ粉を少しだけ使用しています。
「中華そば」はゲンコツや背ガラ、鶏ガラ、モミジなどを炊いた動物系スープにカタクチイワシの煮干しや宗田節の魚介系スープをブレンド。圧力鍋を使用することで徹底的に豚や鶏の旨味を引き出し、力強いスープに仕上げています。
麺恋処 いそじ
住所 | 東京都渋谷区代々木1-14-5 |
営業時間 | 月〜金11:30~20:30、土曜11:30~19:00(変更の場合もあるため要確認) |
定休日 | 日曜日、祝日 |
※MOOK「ラーメンの調理技法」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
麺屋 六感堂/池袋駅
池袋駅の東口から徒歩7分。ユーグレナ粉を配合した緑色のヘルシー麺が話題となり、一躍人気店になった『麺屋 六感堂』。開店当初から、化学調味料を使わず、魚介系の素材だけでとるスープを採用しています。カフェのようなオシャレな内装も相まって、 女性客からも支持されているというのも特徴。
「グリーン麺(しお)」は“和出汁”で作った、無化調、無添加のヘルシーラーメン。塩ダレは4種類の塩にホンビノスやタイのアラ、日高昆布、カタクチイワシ煮干しの出汁を重ねたもので、複雑な旨味でスープを支える。麺は通常の麺とユーグレナ粉を練り込んだグリーン麺の2種類から選択が可能。
麺屋 六感堂
住所 | 東京都豊島区東池袋2-57- 2 コスモ東池袋101 |
営業時間 | 月〜金11:30~15:00(L.O) 17:30~21:00(L.O)、土・日・祝11:00~21:00(L.O) |
定休日 | 火曜日 |
※MOOK「ラーメン繁盛法第2集」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
MANNISH/神田司町
神田駅から徒歩7分。『塩生姜らー麺専門店MANNISH』は生姜好きにはたまらないラーメンを出すお店。看板商品である「塩生姜らー麺」は、塩×生姜のラーメンとこれまでにない味わい。
「塩生姜らー麺」のスープは鶏ガラと野菜類(くず野菜)がベース。合計で5時間ほど煮込んで作り、すべてのラーメンのスープの基となっている。注文ごとに小鍋で温めるというこだわり。
タレは塩ダレとなっていて、複数の塩をブレンド。生姜は、生姜の絞り汁を油で短時間で煮立てて乳化させた自家製生姜油と、生のおろし生姜を使用しています。トッピングにも生姜汁を漬けた挽肉をのせて生姜を強調。麺は多加水中細ストレート麺で、お腹いっぱいになってほしいと、一人前茹で前で170gと多め。
塩生姜らー麺専門店 MANNISH
住所 | 東京都千代田区神田司町2-2-8 マガザン神田 1F |
営業時間 | 11:00~21:00 |
定休日 | 無休 |
※MOOK「ラーメン繁盛法第2集」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
らぁ麺 はやし田/新宿駅
新宿駅の中央東口より徒歩3分。『らぁ麺 はやし田』新宿本店は鴨と大山鶏の丸鶏のみで作る濃厚鶏清湯スープのラーメンが看板商品。
「醤油らぁ麺」は全体で1日350食を売る人気商品。中でも具だくさんの「特製醤油らぁ麺」が人気で、豚チャーシュー、鶏 チャーシュー、穂先メンマが通常の2倍になり、味玉が入ります。
特製醤油らぁ麺は、老若男女に好まれる味ながらパンチもきかせ、強く記憶に残る味。スープは鴨と大山鶏の丸鶏のみで贅沢に取り、丼で醤油ダレ、鶏油と合わせています。
具材は、 低温調理でしっとりさせた豚と鶏の2種のチャーシュー、穂先メンマ、ブランド卵の「マキシマムこいたまご」使用の味玉、九条ネギが入っています。麺は数種の小麦粉を配合し、全粒粉も使用。分量は茹でる前で140g。茹で時間は1分と短く、お客が席に着くと3〜4分で商品を提供できるようにしているのもポイントです。
らぁ麺 はやし田 新宿本店
住所 | 東京都新宿区新宿3-31-5 新宿ペガサス館102 |
営業時間 | 11:00~23:00(スープ切れでの早じまいあり) |
定休日 | 無休 |
※MOOK「近代食堂2021年1月」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
食のプロが選ぶ山手線沿いのおいしいラーメン屋ならココ!
山手線沿線にはさまざまなラーメン店がありますが、口コミサイトだけでは分からない徹底取材したお店だけを厳選して紹介しました。それぞれのお店の自慢のラーメンを味わってみてくださいね。
※こちらで紹介しているお店のデータは取材時のものです。最新情報は必ずご確認ください。