豚のゲンコツとは?ラーメンのスープ作りではどう使う?ラーメンマニアが解説

ラーメンのスープ作りで利用される豚のゲンコツ。おいしいスープを作るために必要な豚ガラの一部ですが、どのような効果があるのでしょうか?

ここではラーメンに関する本を多く出版してきたラーメンマニア編集部が豚のゲンコツを解説していきます。ラーメンに詳しくなりたい人におすすめ!

ラーメンスープにおける豚のゲンコツとは?

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ゲンコツとは、大腿骨のことをいい、太く硬いため、そのまま煮込んでもなかなかだしが出ないので、金槌で叩き割るなど下処理に手間がかかるというのが難点。しかし、コラーゲンを豊富に含んでおり、長く煮込むとゼラチン質に変わって、脂肪を乳化させてスープの味を丸くします。

骨に肉が残っていると出汁の味が濁りますが、ゲンコツは肉がはずしやすく、きれいにとれるため、澄んだだしができます。また、頭と並んで特に骨髄が多い部分で、豚骨スープの出汁をとるには最適の部位。

豚のゲンコツはラーメンのスープをおいしくする素材

いかがだったでしょうか?おいしいラーメンスープをとるために必要な豚ガラのひとつ、豚のゲンコツに焦点を当てるとよりラーメンが味わい深くなるハズ。

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※MOOK「人気ラーメン店を開業するための本」に掲載した内容を再編集しています