豆乳とはどんなもの?どんな魅力があるの?フードテック教授がわかりやすく解説!
「健康食品」というイメージから、1983年頃の「豆乳ブーム」で全国的に知られるようになった豆乳。飲みやすさを求め品種改良を重ねた結果、2005年頃に第二次ブームがおこり、近年では、SDGsへの関心の高まりで再注目されているんですよ!
この記事では、フードテック教授が豆乳の特徴やその魅力についてわかりやすく解説していきます。
豆乳の特徴は?
豆乳は、大豆をすりつぶし、おからを取り除いた大豆加工品の一種で、日本でも定番のプラントベースミルクとして人気があります。豆乳の甘さと、まろやかな味わいが魅力で、大豆と水のみを使った「無調整豆乳」と、砂糖、油脂、香料を加えた「調整豆乳」があります。「無調整豆乳」は食材を活かしたい料理やスイーツに。「調整豆乳」はドリンクに入れるなど、好みと用途によって使い分けることができます。
豆乳には美容や健康に良い成分が多く含まれていて、プラントベースミルクの中ではタンパク質含有量が高いのが特徴です。脂質は高めですが、体内では生成できない必須脂肪酸のリノール酸やリノレン酸などの多価不飽和脂肪酸が主体です。
また、大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをすることで知られ、経年による女性ホルモンの低下を補い、骨粗しょう症予防やアンチエイジング効果が期待できます。また、抗酸化作用のあるサポニンや、免疫力・便通をよくするオリゴ糖も含まれていて、栄養がたっぷり!
豆乳の使い方は?
牛乳に近い泡立ちとクリーミーさが特徴の豆乳は、オーツミルクやアーモンドミルクと比べて緻密なラテアートができると、バリスタの間でも根強い人気があります。他のプラントベースミルクの中でも比較的に味が濃く、コクのあるコーヒーと合わせたときに味がぼやけてしまうので、ブラジルやコロンビアなどの種類と合わせるのがおすすめ。また、抹茶ラテやチャイは豆乳と合わせることで、よりコクのあるマイルドな味わいが楽しめます。
豆乳は、豆乳ヨーグルトをはじめ、豆乳ソフトクリームや豆乳ドーナツ、豆乳プリンなどのスイーツにも幅広く展開されています。特に、抹茶、黒蜜、きな粉といった和の食材は豆乳との相性が抜群!スープや鍋にも使える万能さがあり、ほっくりとした芋類や根菜類ともよく合います。豆乳を加えたドリンクやスープは、熱する際にダマになりやすいので、よく溶かして使うのがポイントです。
豆乳は使い方さまざま!
コクのある、まろやかな味わいの豆乳は、そのまま飲むほかに、料理やスイーツ、ドリンクなど、さまざまな使い方ができ、栄養を効果的に摂取できるのが魅力です。みなさんも、第三次ブームを機会に、豆乳を使った調理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※画像はイメージです。
※「プラントベースミルク メニューBOOK」に掲載した内容を再編集しています。
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食とテクノロジーの融合、すなわちフードテック……。テクノロジーによって、食はいま驚くような変化を遂げている……。天才科学者の私が、食に関する知られざる最新情報を語っていこう……。
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