プラントベースミルクとはどんなもの?その種類と特徴をフードテック教授がわかりやすく解説!

最近よく聞くプラントベース食品。近年では、健康志向やSDGsへの関心の高まりから、植物性由来である「プラントベースミルク」の種類も増えています。気になってはいるけど、どんなものがあるの?美味しいの?となかなか手が出せない人も多いでしょう。

この記事では、フードテック教授がプラントベースミルクの種類とその特徴についてわかりやすく解説していきます

プラントベースミルクとは?

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プラントベースミルクとは、豆乳をはじめとする植物性食材から作られた代替ミルクの総称で、食料問題や気候変化など、地球規模の課題解決の糸口として、今注目されています。また、環境や宗教、思想などの多様な価値観への配慮に加え、健康や美容面に効果があるのが魅力です。

日本人に馴染みのある豆乳の他に、近年ではアーモンドミルクをはじめ、オーツミルクなども世界で需要が高まっています。さまざまな種類があり、原料によって味わいや性質、栄養素が変わるため、意外と奥が深いんですよ!

プラントベースミルクの種類 13選!

オーツミルク

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オーツ麦を使ったプラントベースミルク。オーツ麦は穀物の一種であるため、大豆やナッツアレルギーの人でも楽しめます。クセのない自然な甘みが特徴で、コーヒーとの相性も良いため、代替ミルクとして使用するカフェが急増中。

アーモンドミルク

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ビタミンE が豊富なアーモンドミルクは、低カロリー、低糖質が特徴で、アンチエイジング効果が期待できると言われています。食物繊維やオレイン酸という血糖値上昇の抑制やコレステロール値を低下させる成分も含まれているため、健康面で気になる方にもおすすめ。香ばしい香りとサラリとした食感が味わえます。

豆乳

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日本でも定番のプラントベースミルク。大豆と水のみを使った「無調整豆乳」と、砂糖、油脂、香料を加えた「調整豆乳」があります。プラントベースミルクの中ではタンパク質含有量が高いのが特徴です。

ライスミルク

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白米や玄米、米粉を主原料とした植物性ミルク。米の甘みが特徴で、米を主食とする日本人にはなじみやすい味わいです。もともとは、欧州で乳製品や大豆アレルギー対策として普及。玄米由来のものは、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれているのが魅力です。

ウォールナッツミルク

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クルミを使ったプラントベースミルクで、ほのかな甘みと特有の香ばしさが特徴。良質の脂質(不飽和脂肪酸)であるオメガ3脂肪酸が含まれていて、血管を柔軟にして、血行を良くする働きがあるため、冷え性の方におすすめです。また、体内の水分バランスを調整するカリウムは、むくみ予防に効果抜群。

ココナッツミルク

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濃厚でクリーミーな味わいがあるココナッツミルクは、カリウム、マグネシウム、鉄分が豊富に含まれています。脂質は多めですが、中鎖脂肪酸は素早くエネルギーになるため、満腹感が得やすく、さらに体脂肪として蓄積されにくいのが魅力です。東南アジアでは料理に使うことも多く、南国風の香りが楽しめます。生クリームなどの乳製品を使わずに、ホイップクリームを作れるので、ヴィーガンの人でも安心。

カシューナッツミルク

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クセがなく濃厚な味わいのあるカシューナッツミルクは、ミネラルが豊富です。体内で作ることのできない、亜鉛、鉄、マグネシウムなどの必須ミネラル、ビタミン、オレイン酸などがバランスよく含まれているのが最大の特徴。味覚を正常に保つ働きや、免疫力との関わりの深い亜鉛含有量はナッツ類の中でもトップクラス!

ヘーゼルナッツ

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ヘーゼルナッツが主原料の植物性ミルクで、血液細胞やDNAの生成を助けるとされるB12が含まれています。特有のビターな香りと香ばしさはコーヒーやチョコレートとの相性抜群です!

ピスタチオミルク

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ピスタチオの風味が味わえるプラントベースミルク。国内で入手可能なものは、他の植物性ミルクなどと混合したもので、まだまだ知られていない植物性由来のミルクの一つです。カリウムは利尿作用があることから、高血圧予防やむくみ改善に効果があると言われています。

ヘンプミルク

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スーパーフードとしても知られるヘンプシード(麻の実)が原料の植物性ミルク。身体に必要不可欠な9種のアミノ酸すべて補うことができることで注目されています。栄養価が高く、なんと、鉄分はレバーの約7倍、食物繊維はさつま芋の約20倍も含まれています!

イエローピーミルク

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プラントベースミルクの新顔。黄えんどう豆が主原料で、たんぱく質を多く含み、牛乳に似た味わいが特徴です。えんどう豆から作られるプラントベースミルクは、環境負担が小さいことでも知られています。コーヒーや紅茶に加えても分離しにくいため、牛乳の代替としてもおすすめです。

マカデミアナッツミルク

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ナッツ特有のコクが楽しめるこの植物性ミルクは、さらりとした口当たりが特徴で、後味まで楽しめます。腸内環境を整えるオレイン酸が豊富で、高血糖や高血圧などの予防効果があるパルミトレイン酸、抗酸化作用のあるビタミンEも含んでいます。

チックピーミルク

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ひよこ豆から作られた植物性ミルク。同じ豆類の大豆と同様に、豊富なタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維を含み、いま次世代プラントベースミルクとして注目されています。特に乳幼児や成長期の子どもの発育促進に欠かせない葉酸が豊富なのが魅力です!

プラントベースミルクは栄養満点で種類が豊富!

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SDGsへの関心から需要が高まるプラントベースミルクですが、その栄養価は高く、美容や健康にも期待ができます。さまざまな種類があるので、みなさんも用途や好みに合わせて、ぜひ試してみてくださいね。

※画像はイメージです。
※「プラントベースミルク メニューBOOK」に掲載した内容を再編集しています。

プロフィール

フードテック教授
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食とテクノロジーの融合、すなわちフードテック……。テクノロジーによって、食はいま驚くような変化を遂げている……。天才科学者の私が、食に関する知られざる最新情報を語っていこう……。
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