チーズたっぷり!ケサディーヤとは?フードマニア編集部がわかりやすく解説!
皆さん、突然ですが「ケサディーヤ」というメキシコ料理をご存知でしょうか?コンビニで見かけるラップサンドの「トルティーヤ生地」を使った料理で、メキシコやアメリカではファストフードとして親しまれています。
この記事では、ケサディーヤの特徴やその魅力についてフードマニア編集部がわかりやすく解説していきます!
そもそもケサディーヤとは?

スペイン語で「小さなチーズのもの」という意味を持つ、ケサディーヤ(Quesadilla)は、「トルティーヤ生地」を使ったメキシコ料理。その名の通り、たっぷりと使ったチーズが特徴で、のび~るチーズがたまりません!トルティーヤ生地にチーズ(オアハカチーズ)や具材を挟み、チーズがとろけるまでグリルして作られます。
具材には、チーズの他にワカモレ(アボカドソース)やビーンズ(豆)などのメキシコ料理定番の食材が使われ、中南米ではファストフード的な存在です。また、メキシコと国境を接するアメリカでもテクス・メクス料理として親しまれています。
薄いサンドイッチのように、一枚のトルティーヤを半分に折って作られるものと、2枚のトルティーヤを重ねて作る「ケサディーヤ・シンクロナイザ」があり、メキシコでは「ケサディーヤ・シンクロナイザ」にハムとチーズを入れるのが一般的です。
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各地による違いは?

メキシコ北部やアメリカでは、小麦から作られる「フラワートルティーヤ」が使われ、他の地域ではトウモロコシを原料とした「コーントルティーヤ」が使われています。調理法はグリルしたものが多いですが、メキシコのケサディーヤ専門店には揚げたものもあり、パイのような食感のケサディーヤを楽しめます。
また、具材も地域で違うのが面白いところ。チーズはトルティーヤに欠かせない存在ですが、なんとメキシコシティのケサディーヤには含まれていないので、お店では「チーズケサディーヤ」と注文するようにしましょう。
中米の北部に位置する、グアテマラやエルサルバドルにも「ケサディーヤ」がありますが、これはメキシコやアメリカで食べられるチーズ入りものとは大きく異なります。生地に小麦や牛乳、卵、バター、パルメジャンチーズを使った甘めのパンケーキで、デザートとして食べられています。
ケサディーヤとは、トルティーヤとチーズをたっぷり使ったメキシコ風サンドイッチのこと!

「ケサディーヤ」は、とろけるチーズが魅力のトルティーヤ生地を使ったメキシコ料理。手軽に食べられることから、メキシコでは国民食として親しまれています。皆さんも、中南米やアメリカに訪れた際はぜひ食べ比べてみてくださいね。
※画像はイメージです。
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