メキシコ料理のラザニア?!エンチラーダとはどんな料理?フードマニア編集部がわかりやすく解説!

メキシコ料理店で目にする料理の数々。「ブリトー」や「タコス」など近年知られるようになったメキシコ料理の他に、「エンチラーダ」や「タキートス」、「ケサディーヤ」などのカタカナが並び、いったいどんな料理なの?と気になる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、メキシコ料理「エンチラーダ」の特徴や「タキートス」との違いについてフードマニア編集部がわかりやすく解説していきます!

そもそもエンチラーダとは?

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エンチラーダとは、小麦やトウモロコシの粉で作った生地を薄く伸ばした「トルティーヤ」生地を巻いて作るメキシコ料理。その起源はマヤ文明まで遡るとも言われています。もともとは、トウモロコシから作られる「コーントルティーヤ」をサルサソースに付けたシンプルな料理でしたが、現在では野菜や鶏肉、魚介類などの炒め物(フィリング)を巻いて、上からソースやチーズをかけてオーブンで焼き上げます。

スペイン語で「チリ・ペッパー(唐辛子)を加える」という意味を持つ「エンチラーダ」には、スパイスの効いたエンチラーダ・ソースが使われているのが特徴です。本場のエンチラーダ・ソースには、少量のトマトと唐辛子などのスパイスが使われていますが、好みに合わせてトマトベースやクリームソースなどにもアレンジ可能。ラザニアのように、ソースとチーズの絡まったエンチラーダは、さまざまな楽しみ方ができます。

「タキートス」との違いは?

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エンチラーダに似たメキシコ料理に「タキートス」があります。エンチラーダ同様に、トルティーヤに野菜や肉、チーズなどの具材を詰め、丸く巻いた料理ですが、ソースをかけず、ワカモレ(アボカドソース)やサルサ、サワークリームと合わせて食べられます。

また、タキートスの特徴はエンチラーダと違い、カリっと焼いたり、揚げたりして作られるところ。パリパリとした食感が楽しめます。「小さなタコス」という意味の「タキートス」は、タコスやトルティーヤよりも小さく、スナック感覚で食べられるのが魅力です。

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エンチラーダとは、トルティーヤを巻いてソースをかけるメキシコ料理のこと!

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エンチラーダは代表的なメキシコ料理の一つで、具材を入れたトルティーヤを丸めて作られます。「タキートス」に似ていますが、ソースやチーズと一緒に焼き上げるのが特徴です。皆さんもお店で見かけた際は、ぜひ試してみてくださいね。

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