肝吸いとはどんなもの?気になる栄養分は?和道一筋がわかりやすく解説!
皆さんは「肝吸い」を食べたことがありますか?ウナギの内臓を使ったお吸い物のことで、主にウナギ屋さんで蒲焼きやうな重と一緒に出されることが多いんです。味噌などは入れずに澄まし汁にするのが定番で、具材は三つ葉や手まり麩など、アクセントにゆずが入っていることも。
この記事では肝吸いの特徴や気になる栄養について、和道一筋がわかりやすく解説していきます。
そもそも肝吸いとは?
肝吸いとは、ウナギの肝(内臓)を使って調理されたお吸い物のことで、身に比べて脂肪分が少なく、栄養分も優れています。具材は三つ葉や手まり麩などで、味噌などは入れずに澄まし汁に仕立てるのが特徴。菜の花やかいわれ大根、わかめなどが入ることもあり、アクセントにゆずが入ることも多いんですって。
主にウナギ屋さんで、蒲焼きやうな重に添えられる形で出されますよ。
肝吸いの気になる栄養分は?
ウナギの肝のエキスがたっぷり詰まったお吸い物である「肝吸い」。この「肝」とは肝臓のことではなく、胃を中心とした内臓なんです。
ウナギの肝にはビタミンEやビタミンAが豊富に含まれていて、このビタミンEは抗酸化作用によって動脈硬化などを予防してくれますし、ビタミンAは目の細胞や粘膜の新陳代謝を保ってくれるんだとか。
肝吸いの作り方は?
肝吸いは、調理されたウナギの肝を用意すれば自分で作れることも。だしを100ccほど用意して、これにお湯を同じだけ加えます。料理酒も100cc加えたら、火をつけて沸騰させます。少量の塩を加えて味を調えてくださいね。そしてだしができたら、最後に調理済みの肝を加えて再度熱を加えれば出来上がりです。
肝吸いとは、ウナギの肝を使って作られるお吸い物のこと!
肝吸いとは、ウナギの肝(内臓)を使って調理されたお吸い物のことで、ウナギの胃部分を中心に作られます。ウナギの肝にはビタミンEやビタミンAが豊富に含まれていて、体にも優しいんですよ。ウナギ屋さんを訪れたときはぜひ、肝吸いを一緒に楽しんでくださいね。
※画像はイメージです。
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和の道一筋の人間が和食に関する素朴な疑問を解説。全国津々浦々、日本料理の名店も紹介していきます。
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