かっぱ巻きと鉄火巻きの名前の由来は?すしマニア編集部がわかりやすく解説!

巻き寿司の定番である、かっぱ巻きと鉄火巻き。誰もが一度は食べたことのあるネタだと思いますが、なぜ「かっぱ」と「鉄火」なのか考えたことはありますか?

この記事ではすしマニア編集部が、かっぱ巻きと鉄火巻きの名前の由来や、そもそもなぜキュウリを巻くのかなど解説していきます。

「きゅうり=かっぱ」「マグロ=鉄火」の理由は?

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納豆の海苔巻きは「納豆巻き」、かんぴょうを巻いたお寿司は「かんぴょう巻き」なのに、なぜかっぱ巻きや鉄火巻きは「キュウリ巻き」や「マグロ巻き」と言わないのでしょうか。これには海苔巻きの歴史が関係しています。

元々海苔巻きというのは、賭博場で手軽に食べられる料理として親しまれていました。賭博場は「鉄火場」と呼ばれていたため、そこで食べられていたマグロの海苔巻きに「鉄火巻き」という名前がつけられたと言われています。

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ちなみに、キュウリの海苔巻きに「かっぱ」という名前が付けられた理由はもっとシンプル。キュウリの名産地である岩手県の遠野という場所に、昔から河童が住んでいるという伝説があったことから、河童の好物であるキュウリを使った海苔巻きを「かっぱ巻き」と呼ぶようになったのです。

かっぱ巻きの歴史は?

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今でこそ当たり前のように食べられているかっぱ巻きですが、ご飯にきゅうりを合わせるってなんだか不思議な組み合わせですよね。

そもそもかっぱ巻きは、西早稲田の「八幡鮨」が発祥のお店だと言われています。戦後の食糧難の時代、なにか鮨のネタになりそうな食材はないかと試行錯誤していた時に、当時の店主が思いついたのが、生のキュウリを巻いた「かっぱ巻き」だったとされています。
意外な組み合わせですがこれがお客には好評で、徐々にかっぱ巻きは日本中で食べられるようになったのです。

かっぱ巻きと鉄火巻きには意外な歴史があった!

何気なく食べていた人も多いと思いますが、かっぱ巻きは「河童の好物がキュウリ」であったことから、鉄火巻きは「鉄火場(賭博場)で食べられていた海苔巻き」であったことから、その名前がつきました。ぜひそんな由来についても考えながら、海苔巻きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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