パネットーネとはどんなケーキ?ボ~ノ・イタリア~ノがわかりやすく解説

イタリアのクリスマスを飾るパネットーネ。イタリア・ミラノの銘菓で、クリスマスには欠かせない発酵焼き菓子の一つです。

この記事ではボ~ノ・イタリア~ノが気になるパネットーネの特徴や、その魅力について解説していきます。

そもそもパネットーネとは?

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パネットーネとはイタリアの代表的なクリスマスケーキの一つ。ふわふわと柔らかい生地にレーズンなどのドライフルーツがたっぷりと入っていて、円柱型の背の高い形が印象的です。卵をたっぷりと使用しているためリッチな味わいで、「パネットーネ酵母」という特殊な酵母菌を用いるという特徴があります。

発酵を何度も繰り返して作るため、非常に手間のかかるケーキと言われていて、本場イタリアでもお店で買う人がほとんどです。

4週間かけて食べるケーキ!?

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天然の保存料とも言われる「パネットーネ酵母」を使用することで、他に保存料を使わずとも日持ちするのがパネットーネの魅力です。常温で1か月は保存が可能なため、12月の頭に買って家族や友人に贈るというのが、イタリア人の習慣になっています。

そしてクリスマスまでの4週間近く毎日少しずつ食べるのも、このパネットーネの特徴。毎日食べていたら飽きそうなものですが、だんだんとドライフルーツの熟成が進み、日ごとに風味が変わるため飽きることはないとのこと。 また、少しトースターで温めなおしてバターを塗ったり、アイスと一緒に食べるのもいいでしょう。せっかくならいろんなアレンジレシピを試してみてくださいね。

パネットーネとはクリスマスに食べる発酵焼き菓子のこと!

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ミラノで生まれた銘菓パネットーネ。今やイタリア全土で食べられているケーキで、クリスマスには欠かせないスイーツです。日本の洋菓子店ではあまり見かけませんが、もし食べる機会があったらイタリアスタイルのクリスマスを楽しんでみては?

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