パンドーロとはどんなケーキ?ボ~ノ・イタリア~ノがわかりやすく解説

皆さんはクリスマスケーキと言われてどのようなものを想像するでしょうか。フランスの「ブッシュドノエル」、ドイツの「シュトーレン」は日本でもとりわけ有名ですが、今回ご紹介するのはイタリアの代表的なクリスマスケーキの一つ「パンドーロ」。

この記事ではボ~ノ・イタリア~ノが気になるパンドーロの特徴や、その魅力について解説していきます。

そもそもパンドーロとは?

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パンドーロとはイタリアで生まれたケーキの一つ。パネットーネと共にクリスマスシーズンに食べるケーキとして知られ、この時期になると店のショーウィンドウにずらりとパンドーロが並びます。ふわふわと柔らかい食感が魅力で、円錐状の背の高いケーキ型は側面に凹凸があるのが特徴。上から粉砂糖を振って食べるのが一般的です。

「パンドーロ」とはイタリア語で「黄金のパン」を意味する言葉。その名前の通りナイフを入れると中から綺麗な黄金色が現れます。また横にスライスすると断面が星形になっているのも特徴的で、クリームを挟んで少しずつずらしながら積み重ねれば、まるでクリスマスツリーのような可愛らしいケーキに仕上がります。

非常に日持ちのするケーキ!

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製法やお店にもよりますが、一般的にパンドーロは非常に日持ちのするケーキとして知られています。その秘密は「パネットーネ酵母」と呼ばれる特殊な酵母菌。天然の保存料とも言われる「パネットーネ酵母」が発酵することで、パンドーロは常温で1か月近く日持ちがするケーキになります。

本場イタリアでは12月の初旬にこのパンドーロを購入して、クリスマス当日になるまで少しずつ食べるのが定番なのです。

パンドーロとはクリスマスに食べられるイタリアのケーキのこと!

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パンドーロとはイタリア発祥のクリスマスケーキの一つ。パッと見た印象は地味に思えるかもしれませんが、横にカットすれば子供も喜ぶ星形のケーキが現れます。イタリア菓子を扱うお店であれば売っているお店もあるので、ぜひクリスマスケーキの候補として選んでみてくださいね。

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