参鶏湯(サムゲタン)とはどんなもの?気になる味や栄養は?コリアンマンがわかりやすく解説!

韓国料理の定番で、メニューなどでもよく見かける参鶏湯(サムゲタン)。漢字から、鶏肉を使った料理ということは分かっても、馴染みのない人にとっては未知の食べ物ですよね。

この記事ではコリアンマンが、サムゲタンの特徴やその栄養価について解説していきます。

そもそも参鶏湯(サムゲタン)とは?

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サムゲタンとは、韓国発祥の薬膳料理の一つ。丸ごとの鶏肉の中に高麗人参やナツメ、松の実などの薬膳食材を詰め、長時間煮込んだ料理です。

「参鶏湯」という漢字は、高麗人参の「参」、鶏肉の「鶏」、スープを意味する「湯」から取っていて、韓国では夏バテを防ぐために暑い時期に食べられることが多いんですよ。

サムゲタン自体の味は薄めで、塩こしょうなどで味を調えて食べるのが一般的。長時間煮込まれた鶏肉は箸でほろほろと崩れるくらい柔らかく、スープや中の具材と一緒に食べるのがおすすめです。

どんな栄養が摂れるの?

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先ほどサムゲタンは夏バテ防止のために食べられることが多いとご紹介しましたが、実はサムゲタンにはそれ以外にもさまざまな効果が期待できるのです。

まず、サムゲタンに欠かせない高麗人参。こちらは漢方食材の定番で、疲労、食欲不振、血行不良、冷え性などの改善に効果があるとされています。

なつめも古くから漢方に使われてきた食材ですが、ビタミンCを多く含み美肌効果が期待できるほか、デトックス効果もあるんですよ。

また、松の実にもタンパク質やビタミン類が多く含まれているため、サムゲタンを食べることで効率的に栄養を摂取することが可能なのです。

参鶏湯(サムゲタン)とは韓国の薬膳料理のこと!

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サムゲタンとは鶏肉や薬膳食材を用いた、韓国の薬膳料理のこと。暑い時期や季節の変わり目など、体調を崩しやすい季節には、ぜひサムゲタンを食べて栄養をつけてみてはいかがでしょうか。

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アニョハセヨ!韓国の食・文化の虜になっているコリアンマンが、もっと韓国が好きになる、韓国料理を食べに行きたくなるような情報を発信していくぞ!ちなみに私は韓国料理に欠かせないコチュジャンが大好きだ!!記事一覧はこちら