シュラスコとはどんなもの?ケバブとの違いは?フードマニア編集部がわかりやすく解説

最近日本でも専門店ができるほど人気を集めているシュラスコ。ブラジル発祥の豪快な肉料理ですが、実は食べる時にルールがあることをご承知でしょうか。

この記事ではフードマニア編集部がケバブとの違いや、意外と知らないシュラスコを食べる時のルールについて解説していきます。

そもそもシュラスコとは?

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シュラスコとはブラジルで生まれた肉料理の一つ。肉の塊を串に刺してじっくりと焼き上げた料理で、岩塩もしくはソースをかけていただきます。一般家庭ではバーベキューのようにして食べるものですが、レストランでは店員さんが大きな塊肉を串ごとテーブルまで運んで削ぎ切りにしてくれるという、なんとも豪快な料理なのです。

ケバブとの違いは?

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トルコ料理に同じく肉を串焼きにしたケバブという料理がありますが、一般的に、シュラスコが牛肉、豚肉、鶏肉で作られているのに対し、ケバブには羊肉が使われるという違いがあります。

またケバブは肉と野菜が交互に串に刺さっているのが特徴で、牛肉と羊肉、鶏肉といったように数種類のお肉を使用した「ミックスケバブ」と呼ばれるものもあります。ただ、トルコでは宗教上の理由から豚肉を食べることが禁止されているため、ケバブに豚肉が使われることはありません。

シュラスコを食べるときの注意すべきルール

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シュラスコを提供するお店に行くと必ずと言っていいほど置いてあるアイテムがあります。カードであったりコインであったり、コースターであったり…お店によってさまざまですが、実はそのアイテムには重要な意味があるのです。

塊肉を持って各テーブルを巡る店員さんは、テーブルに置かれたカードを目印に肉を切り分けてくれます。カードの表裏にはそれぞれ「お肉が欲しい」「もうお腹いっぱいです」という意思表示のマークが描かれていて、「お肉が欲しい」という面が表になっている限り、店員さんは何度でもテーブルに来てお肉をよそってくれるのです。そのため、もう食べられないなと感じたらカードを裏返して、「もう要りません」と意思表示をすることが大切です。

シュラスコとは串焼き肉を目の前で切り分けてくれる料理のこと!

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シュラスコとはブラジルで生まれた肉料理の一つ。その豪快な提供方法は盛り上がること間違いなし!ぜひシュラスコの専門店で本場流のシュラスコを楽しんでみてくださいね。

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