エスカベッシュとはどんなもの?マリネや南蛮漬けとの違いは?スパニッシュRICAちゃんがわかりやすく解説!
皆さんはエスカベッシュという料理をご存じですか?揚げたり茹でたりした白身魚をオイルやビネガーを合わせた漬け汁に漬け込んで作られる料理のことで、レモンやハーブの鼻に抜けるような爽やかな味わいを楽しむことができますよ。
この記事ではエスカベッシュの特徴や、マリネ・南蛮漬けとの違いを、スパニッシュRICAちゃんがわかりやすく解説していきます。
そもそもエスカベッシュとは?

「エスカベッシュ」とはスペイン発祥の地中海料理のことで、揚げたり茹でたりした白身魚を、白ワインやビネガー、オイルなどに漬け込んで作られます。スペイン発祥で地中海沿岸で愛されており、国によって白身魚を茹でたり、肉や青魚を漬け込んだりするんですって。
レモンやハーブのすっきりとした爽やかさを楽しむことができる、おつまみにぴったりの一品ですよ。
マリネとの違いは?

マリネとは、フランス語で「漬け込む」という意味を持っていて、漬け汁に食材を漬け込む調理方法、あるいはその調理方法で作られた料理のことを指します。つまり、エスカベッシュはマリネの一種といえるんですよ。
マリネは食材をそのまま漬け込みますが、エスカベッシュは食材を揚げたり茹でたりと調理してから漬け込む違いがあります。
マリネについて詳しく紹介した記事もありますので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
南蛮漬けとの違いは?

南蛮漬けは実はエスカベッシュがルーツだと言われているんです。
日本では室町時代から江戸時代にかけて、当時交易していたスペインやポルトガルのことを「南蛮」と呼んでいました。そして室町時代にエスカベッシュが日本に伝わったところから、南蛮漬けという名前がつけられた説が有力なんですって。
エスカベッシュとは、揚げたり茹でた白身魚をビネガーやオイルなどで漬け込んで作る地中海料理のこと!

エスカベッシュとはスペイン発祥の地中海料理のことで、揚げたり茹でたりした白身魚を、白ワインやビネガー、オイルなどを合わせた漬け汁に漬け込んで作られます。マリネと南蛮漬けとは似て非なるものなんですよ。ぜひお店などでエスカベッシュを食べてみてくださいね。
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