ガスパチョとはどんなもの?歴史は?スパニッシュRICAちゃんがわかりやすく解説!

夏にぴったりの冷製スープ「ガスパチョ」。食べたことがあるという人も多いと思いますが、その材料や歴史はご存知ですか?

この記事では、スパニッシュRICAちゃんがガスパチョの特徴や、その歴史について解説していきます。

そもそもガスパチョとは?

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ガスパチョとは、トマトをベースに数種類の野菜を使った冷製スープのこと。スペインのアンダルシア地方が発祥で、材料にパンを使っているという特徴があります。

基本的な材料としては、トマトやキュウリ、ピーマン、ニンニクなどの野菜、パン、オリーブオイル、ワインビネガー、塩になります。ガスパチョはでんぷん質の野菜を使っていないことに加え、加熱調理もしないため、パンを入れることでとろみを付けているんですよ。
パンはバゲットやカンパーニュなどの固いものが使われる傾向にあります。そうすることで、スープを吸って食べ応えのある料理に仕上がるのです。

ちなみに、材料にトマトを使っていない白いガスパチョや、温かいガスパチョもあるんですよ。

ガスパチョの歴史は?

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ガスパチョの歴史に関しては諸説ありますが、ポスカという飲み物がベースになっているという説が有力です。ポスカとは、ローマ軍が戦争の際に水筒に入れて持ち歩いていた飲み物で、水やビネガー、塩、ハーブなどで作られたシンプルなものでした。

それが後にパンやオリーブオイル、ニンニクなどが加えられるようになり、現在のガスパチョになったと言われています。

ガスパチョとは野菜をふんだんに使った冷製スープのこと!

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今まで何気なく飲んでいた人も多いと思いますが、実はガスパチョにはパンが使われていて、それがスープにとろみや食べ応えを与えているんですよ。ぜひ暑い日や食欲の出ない日にガスパチョを飲んでみてはいかがでしょうか。

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