コーヒーベルトとは一体何?カフェマニアが解説

コーヒーベルトとはコーヒー生産地帯のこと。コーヒーには栽培に適した地域を指すのですが、どのようなものなのでしょうか?

ここではカフェやコーヒーに関する本を多く出版してきたカフェマニア編集部がコーヒーベルトについて解説。もっとコーヒーについて詳しくなりたい人におすすめ!

コーヒーベルトとは?どのエリアを示す?

画像素材:写真AC

コーヒーベルトは、コーヒー・ゾーンとも呼ばれます。

エリアでいえば、赤道をはさんで南緯23度、北緯27度にある熱帯地方(一部は亜熱帯地方)に当たります。 このコーヒーベルトの中で、年間平均気温が18〜25°C、雨量が年間1600ミリ以上 、適度な日陰や寒暖の温度差が生まれる標高、有機質に富む土壌で、水はけがいいところでコーヒーは栽培されます。

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コーヒーベルトに属している国でも気象条件や地形が合わずにコーヒーが栽培されていないこともありますが、おもに属しているのは以下の国々。

■アジア・太平洋
ベトナム、インドネシア、東ティモール、パプアニューギニア、インド、ハワイ

■中東・アフリカ
イエメン、エチオピア、ケニア、ルワンダ、タンザニア、マラウイ、ザンビア

■中米
グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、ジャマイカ、ハイチ、ドミニカ

■南米
コロンビア、ペルー、ボリビア、ブラジル

コーヒーベルトはコーヒーが生産される地帯のこと!

いかがだったでしょうか?コーヒーベルトを知るといつも飲んでいるコーヒーがより味わい深くなるハズ。

※画像はイメージです
※「コーヒー焙煎用語ブック」に掲載した内容を再編集しています