よだれ鶏とはどんなもの?フードマニア編集部がわかりやすく解説
中華前菜の王道、よだれ鶏。今でこそ当たり前のように見かけるようになりましたが、「よだれ」という言葉にギョッとしたことがある人もいるのではないでしょうか。
この記事ではフードマニア編集部がよだれ鶏の特徴や、名前の由来について解説していきます。
そもそもよだれ鶏とは?
よだれ鶏とは四川料理の冷前菜の一つ。茹でた鶏肉に、唐辛子やラー油、花椒を使った辛いタレを絡めて食べる料理で、そのユニークな名前が印象的です。名前の由来は「よだれが出るほど美味しい」ことから。四川省出身の文筆家である郭沫若(かくまつじゃく)が、「想像しただけでよだれが出てきてしまう」と書き残したことから、中国語でも「よだれ」を意味する「口水」という字を用いて「口水鶏(コウシュイジー)」と呼ばれるようになったと言われています。
しっとりと柔らかい茹で鶏とピリ辛のタレの相性が良く、暑い日にも食欲が進む前菜なのです。
自宅でよだれ鶏は作れる?
よだれ鶏はお店で食べるものというイメージがある人も多いかと思いますが、実は醤油やラー油、ニンニク、ごま、黒酢などの材料があれば簡単にタレを作ることができます。もし本格的な味を楽しみたいのであれば、花椒などのスパイスを加えるとお店の味により近づけることが可能です。
餃子や豆腐につけるタレとしても活躍するので、多めに作っておくと便利ですよ。
よだれ鶏とは茹で鶏に辛いタレをかけたもの!
「よだれが出るほど美味しい」という理由から名付けられた四川料理の冷前菜「よだれ鶏」。2020年頃にブームが来てからというもの、多くのレストランで見かけるようになりました。夏にもぴったりの一皿なので、ぜひよだれ鶏を食べて暑さを乗り越えてくださいね!
※画像はイメージです。
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