焼き魚の食べ方にはマナーがある!?和道一筋がわかりやすく解説!
和食の一品として何気なく食べている焼き魚。その食べ方には実はマナーがあるんです。盛り付けは頭が左、頭側から食べ始める、魚はひっくり返さない!
意外と知らない焼き魚のマナーを、和道一筋がわかりやすく解説していきます。
焼き魚のマナーその1
日本では、焼き魚は頭を左に盛り付けるのがマナーの基本になっています。これは、右利きの方が多く食べやすいことや、お祝い事では左側に頭を置く伝統が理由なんだとか。
また、厄介な骨を取りやすくするにはコツがあるんです。それはズバリ「背骨に沿って上からお箸で押す」こと。頭と真ん中、尻尾と三か所程度軽く押すことで、背骨から身が離れて取り外しやすくなりますよ。
焼き魚のマナーその2
背骨をとって身をほぐしたら、いよいよ焼き魚を食べ進めましょう。先ほど紹介したように、焼き魚は左側に頭が来るように置かれます。頭を押さえて頭部側からお箸をいれて、頭から尾に向けて食べ進めると上品ですよ。
また、上身を食べ終わったら、今度は下の身を食べますが、この際にひっくり返してはいけないんです!頭と背骨をを外して奥においてから下の身を食べ進めましょう。
どうして焼き魚は骨がついたまま提供されるの?
焼き魚を食べるとき、一番大変なのが骨を取り除くことですよね。ではどうして丸ごと一匹で提供されるかというと、魚を焼くと魚の水分が外に抜けだしてしまい、そうすると魚の身は縮んでしまいます。
そうして元の魚の形が崩れてしまうので、見栄えの面でも骨が付いたまま焼かれるんですよ。
焼き魚のマナーは、盛り付けは頭が左、頭から食べる、ひっくり返さない!
「盛り付けは頭が左になるように」「頭から尻尾に向けて食べていく」「魚をひっくり返してはいけない」。実は焼き魚の食べ方にはこんなマナーがあるんですね。皆さんも外で焼き魚を食べるときには、これらを意識してみてくださいね。
※画像はイメージです。
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