コハダのすしとは?コノシロとの違いは?すしマニアが人気のすしダネについて解説

すしの定番のタネであるコハダ。ところですしダネであるコハダとはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がコハダについて効能などを入れつつ解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!

すしダネとしてコハダとは?

コハダという名は江戸方言で、正式名称はコノシロ。出世魚で、シンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロと大きくなるにつれ、名前が変わる魚です。その中でもコハダが最も美味しいとされていて、秋から冬へかけてが旬。

ていねいに酢でしめたコハダは皮もやわらかく、食感も抜群で、昔から光ものの代表格。すし店の腕はこの味でわかるとさえいわれるほど。

コハダのすしは栄養たっぷり!

コハダのすしは1カンあたり51.9Kcal。コハダは味もさることながら栄養的にも魅力の高い魚。カルシウムの含有量はとくに素晴らしく牛乳の1.5倍にもなるのです。鉄分やEPAも多く、カルシウムがたっぷり。栄養満点の魚なのです!

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています
※すしのカロリーは、標準的なすし・1カン分(すし飯20g、30.5キロカロリーを含む)で表示してあります