煮豆とはどんなもの?和道一筋がわかりやすく解説!
和食でよく目にする定番料理の一つ、煮豆。皆さんも一度は口にしたことがあるのではないでしょうか?しかし作るのは意外と大変なんです。
この記事では和道一筋が煮豆の特徴や、調理のポイントについて解説していきます。
そもそも煮豆とは?
煮豆とは、大豆や黒豆、花豆、インゲン豆、うずら豆などの乾燥豆を水で戻し、甘く柔らかく煮た料理のこと。お正月の料理や常備菜には欠かせませんよね。
シンプルそうに見える煮豆ですが、実は意外と工程が多いんです。そこで、この記事では煮豆を作る時のポイントをご紹介します。
煮豆の作り方とは?
美味しい煮豆を作るための最初のポイントは、乾物の豆を十分に時間をかけて戻すこと。新物の豆は一晩水に浸せば良いのですが、そうでない場合は3日間水に浸して充分に水を吸収させましょう。
煮豆は実と皮を同じやわらかさに煮上げることが重要で、しっかりと水に戻すことで皮も柔らかく煮えるんです。ただし黒豆の場合は例外で、前もって吸水させないので注意!
砂糖の量の加減は煮ている時の泡の立ち方を見て判断しましょう。砂糖が多いほど泡が小さく煮立つので、泡の大きさで今鍋に入っている砂糖の量が判断できますよ。
「砂糖は数回に分けて入れるのが良い」と言われることがありますが、砂糖を入れるタイミングは豆によって違います。黒豆や花豆は最初から入れて問題ありませんが、大豆や小豆の場合は反対に後から加えますよ。
また、どの豆も水に浸した時の戻し汁で煮ることが重要!戻し汁は捨てずに使うようにしてくださいね。
煮豆は豆を甘く煮た料理のこと!
煮豆とは、乾燥豆を水で戻し、甘く柔らかく煮た料理のこと。豆の種類によって調理方法も少しずつ違います。
皆さんもぜひ煮豆に挑戦してみてはいかがでしょうか?
※画像はイメージです。
※「よくわかる日本料理用語辞典」に掲載した内容を再編集しています。
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和の道一筋の人間が和食に関する素朴な疑問を解説。全国津々浦々、日本料理の名店も紹介していきます。
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