FREAK COFFEE ROASTERSコールドブリューコーヒー(低温抽出)の抽出の仕方

バリスタ&焙煎士が2021年に共同で立ち上げた、スペシャルティコーヒーのロースター&スタンド。同店で提供するコールドブリューは、ハンドドリップなどに比べて低い温度で抽出する「低温抽出」タイプのもの。共同代表の鈴木優也さんがバリスタとしてオーストラリアで働いていた時、低温抽出されたコールドブリューを飲んで、従来の水出しとは全く異なるおいしさに驚き、自分の店で提供するため、豆と水の比率、挽き目、抽出時間などを何パターンも試し、完成させた。提供量は1杯100gにつき、アナエロビック(嫌気性発酵)のパナマ豆を約15gと贅沢に使用。60℃の低温抽出により、雑味や苦味が抑えられ、香り高いダークチョコレートのようなフレーバーがくっきりと際立つ。抽出後はネルフィルターで濾しており、うまみのもとになる豆の油分がほどよく残る。使用するコーヒー豆はその都度変わる。

コールドブリューコーヒー(低温抽出)の抽出の仕方

『FREAK COFFEE ROASTERS』のコールドブリューの特徴は、「低温抽出」であること。水に対し、コーヒー粉の割合をかなり多めにし、60℃の湯せんにかける。このことで、豆の個性をより引き出すことができる。

<材料(約7 杯分)>

  • コーヒー豆(焙煎後一週間のエイジングを経たもの)…110g
  • 水…900ml

<作り方>

  1. 一度に7杯分を仕込む。コーヒー豆を中挽き(浅煎り豆のドリップ抽出時と同程度)にする。
  2. フリーザーバッグに、コーヒー粉を入れて水を注ぎ、封を閉じる。水とコーヒー粉は約8:1と、豆の比率がかなり高め。
  3. 2のバッグを、水を張った低温調理器に入れ、60℃で3時間抽出する。
  4. ネルフィルターで粉を濾し、冷蔵庫で2日間ほどおいて味をなじませる。
コーヒー粉と水を入れたフリーザーバッグを、さらに湯せんにかけ、低温でじっくりと加熱する。低温調理器は「BONIQ(ボニーク)」を用い、60℃に保って抽出を行う。

Point

時間とともに徐々に味わいがなじむため、カフェでは抽出後2日ほどおいたものをミニグラスに注いで提供。提供量は、1杯あたり100g。お酒をロックで嗜むように、おいしい部分だけを抽出したコーヒーエキスを、氷となじませながら少しずつ贅沢に味わってもらうイメージ。濃度を薄めたくないお客には、氷なしでの提供も行う。

参考資料:進化系「アイスコーヒー」の技術とメニュー