ヴィシソワーズ(ビシソワーズ)とはどんなもの？フードマニア編集部がわかりやすく解説！

世界一有名なスープ料理の一つ、ヴィシソワーズ(ビシソワーズ)。名前の印象からフランス料理だと思われがちですが、実はアメリカで生まれたスープだとご存知でしたか？

この記事ではフードマニア編集部がヴィシソワーズの魅力や、気になる名前の由来ついて解説していきます。

今さら聞けない！ヴィシソワーズ(ビシソワーズ)とは？

ヴィシソワーズとはジャガイモを使った冷製スープのこと。ジャガイモとポロネギをバターで炒めてブイヨンで煮た後、裏漉しして生クリームを加えた料理です。そのなめらかで優しい味わいが特徴で、夏の暑い時期に飲みたくなる人も多いのでは？

ヴィシソワーズが生まれたのは1917年のこと。当時ニューヨークのリッツカールトンでシェフを務めていたルイ・ディア氏によって考案されたスープで、ご存知の通り、今では世界中で広く愛される料理へと成長しました。

ヴィシソワーズの名前の由来は？

ここで気になるのが「ヴィシソワーズ」という名前の由来。なぜアメリカ生まれのスープにフランス語の名前が付けられたのか、疑問に思った方もいるでしょう。

実はヴィシソワーズを考案したルイ・ディア氏は、元々フランスのヴィシーという地域で生まれ育った人物。彼は幼少期、母親が作ってくれるジャガイモとポロネギのスープに牛乳を加えてよく飲んでいたそうで、その記憶がヴィシソワーズの考案に繋がったと自身の本で語っています。
たしかにそんな背景があったなら、アメリカで生まれたスープ料理にフランス語の名前が付けられたのも納得ですね。

ヴィシソワーズとはジャガイモの冷製スープのこと！

ヴィシソワーズとはジャガイモを使った冷製スープのこと。その名前からフランス生まれのスープだと思っていた人も多いと思いますが、実はアメリカを代表するスープ料理の一つなのです。日本ではポロネギが手に入りづらいため、長ネギで代用したレシピがよく見られます。難しい工程はないので、ぜひ自宅でもヴィシソワーズ作りにチャレンジしてみてくださいね。

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