スフォリアテッラとはどんなもの?トレンドハンターがわかりやすく解説
現在、マリトッツォの次に来るイタリアンスイーツとしてカッサータやカンノーロが注目されていますが、いま密かに話題になっているのが「スフォリアテッラ」という焼菓子。
この記事ではトレンドハンターが気になるスフォリアテッラの特徴や、その魅力について解説していきます。ブームに乗り遅れないように、早めにチェックしておきましょう!
そもそもスフォリアテッラとは?
スフォリアテッラとはイタリア・ナポリの伝統的な焼き菓子のこと。イタリア語で「ひだを何枚も重ねた」という名前の通り、薄く延ばしたパイ生地を何層にも重ねて作るのが特徴で、焼き上げるとパリパリ、バリバリッとした食感が楽しめます。
発祥は17世紀、アマルフィの修道院とされています。厨房係が傷みかけたセモリナ粉を美味しく食べるために工夫を凝らして調理したところ、それが修道女や近隣住民の間でたちまち人気になったのです。
伝統的なスフォリアテッラは10㎝ほどのサイズで貝殻を模した形。また中に詰めるクリームはリコッタチーズ、シナモン、オレンジを使用したものが一般的です。
パイとの違いは?
スフォリアテッラは、通常のパイよりもバターやオリーブオイルなどを多く使用する傾向にあります。これにより、スフォリアテッラ特有のバリバリッとした食感に仕上がるのです。
また、通常パイが生地を発酵させて高温で短時間焼き上げるのに対して、スフォリアテッラは発酵を行わず、低温でじっくり焼き上げるという違いもあります。お店によって焼き方や中に詰めるクリームもさまざまなので、お気に入りの1品を見つけてみてくださいね。
スフォリアテッラとはバリバリ食感が魅力の新感覚スイーツ!
スフォリアテッラとはナポリに古くから伝わるバリバリ食感が楽しい新感覚スイーツのこと。まだ日本で販売されているお店は少ないですが、テレビで紹介されてからどんどん注目が集まっているお菓子です。今後もっと街中で見かけるようになること間違いなしなので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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