ブラジル発祥のスイーツ「プヂン」とはどんなもの?トレンドハンターがわかりやすく解説!

プリンといえば、子供から大人まで幅広い世代から愛されているスイーツの一つですよね。2023年は数あるプリンの中でも、とりわけブラジルで親しまれている「プヂン」がトレンドになると言われています。

この記事ではトレンドハンターが、気になるプヂンの特徴やその魅力について解説していきます。

そもそもプヂンとは?

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プヂンとはブラジルで親しまれている固めのプリンのこと。その最大の特徴は砂糖の代わりに練乳を使っている点にあり、通常のプリンと比べるとミルキーで濃厚な甘さが魅力です。

本場ではホールで作って、切り分けて食べるのが一般的なようです。プリンの下にココアのスポンジケーキを敷いたものもよく見られますが、ユニークなのは生地を別々に焼くのではなく、一緒に流し込んで蒸し焼きにしてしまうという点。
断面が綺麗な2層になることから、「萌え断」スイーツとしても注目されているんですよ。

なぜ練乳を使うの?

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プヂンに限らず、ブラジルのお菓子にはコンデンスミルクを使ったものが多く見られます。実はブラジルのコンデンスミルク消費量は世界一位。スイス企業の「ネスレ」が上陸したことを機に、コンデンスミルクがブラジル全土で一気に親しまれるようになったと言われています。

現在ではコンデンスミルクはブラジルの食卓に欠かせない食品の一つ。スイーツにとどまらず、飲み物やドレッシングに至るまでコンデンスミルクを使っていることもあるんですよ。

ブラジルはその歴史から、ポルトガルやスペインの影響を受けた料理が多く見られますが、ミルクの代わりにコンデンスミルクを使ったりと、何かとコンデンスミルクで代用するのがブラジル流なのです。

プヂンとは練乳を使ったブラジルのプリンのこと!

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プヂンとは2023年に流行が期待されている、ブラジル発祥のプリンの一種。コンデンスミルクでミルキーな甘さに作られているのが特徴です。ぜひお店などで見かけた際にはそんな新感覚プリンを楽しんでみてくださいね。

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