タイガー魔法瓶、高級コーヒーメーカー市場に参入！“自動サイフォン式”コーヒーメーカー「Siphonysta（サイフォニスタ）」発売。

見た目の美しさから、喫茶店でインテリアとして飾られていることも多いサイフォン式コーヒー。
熱制御テクノロジーで世界をリードするタイガー社が、サイフォン式コーヒー抽出の自動化を実現しました。

この記事では、カフェレス子がタイガー社の新製品「Siphonysta」の魅力に迫ります！

そもそもサイフォン式コーヒーとは？

フラスコ内の水を沸騰させることで生じる、蒸気圧を利用してお湯を押し上げ、高温のお湯にコーヒー粉を浸漬させる抽出方法です。理科の実験を思い出させるような独特の見た目と、抽出時の香り高さなどから、一部の喫茶店やコーヒー愛好家から根強い人気があります。

ドリップ式では、お湯を次から次へと注いでいくため、コーヒーの成分が溶け出し続け、コクのある味わいに。
一方サイフォン式は、ロート内でコーヒー粉とお湯を混ぜて抽出していくため、飽和状態になるとそれ以上溶け出しません。そのため、ドリップ式と比べすっきりとした味わいになるんです！

用意する道具や作業工程が多いことから、ドリップ式ほど普及していないのが現状です。

コーヒーメーカー「Siphonysta（サイフォニスタ）」誕生！

コロナ禍による巣ごもり需要の拡大から、自宅で本物の味を求める“こだわり志向”が広まり、コーヒー市場にも自家焙煎や淹れ方を個人的に探究し楽しむ人が増えてきています。
そんな背景から、タイガー社がサイフォン式コーヒーの抽出を自動化した、見た目も味わいも全く新しいコーヒーメーカーが「Siphonysta」です。

サイフォン式コーヒーの自動化に成功

タイガー社が長年培ってきた“スチーム技術”と“熱制御技術”を駆使して、サイフォン式コーヒーの自動化が実現しました。
瞬時にコーヒー粉全体を蒸らすスチームを発生させ、コーヒーメーカーとしては珍しい浸漬式を採用。透明のシリンダーの上下に圧力差を発生させて、コーヒーを減圧ろ過して抽出する新しい方式です。

コーヒー豆の華やかな風味を引き出す「Dual Temp Brewing Method(二段階温度抽出法)」

抽出過程で温度を切り替えてコーヒー豆の本来の風味を引き出す、Dual Temp(二段階温度抽出)機能を搭載。
前半、後半二段階の温度で抽出することで、豆本来の風味を引き出しつつ、クリアで雑味のない一杯が楽しめます。

同じ豆で９通りの味が楽しめる！

風味と濃さの選択キーを押すだけで「Siphonysta」が抽出過程の温度や時間、攪拌方法を自動調整します。その時の気分に合わせたお好みの味を選択できるんです！

魅せる抽出、洗練されたデザイン

抽出されたコーヒーが、まるで噴水のように噴きあがるのが、この「Siphonysta」の特徴！そんな美しい抽出過程を演出するために、透明シリンダーを採用しています。上部シリンダーの空気を抜くことで上下シリンダーに圧力差を発生させ、コーヒーのろ過と抽出を行います。

シリンダーとパイプの距離は、噴きあがるコーヒーが最も美しく見える距離に調整し、魅せる抽出過程にもこだわっているんです。

出来上がったコーヒーは、自分でレバーを引いて注ぐ仕様に。ただボタンを押すだけでは味気ないですが、実際に自分で淹れているという感覚も楽しめます。使い続けていくことで愛着が湧くデザインになっているんですね！