タパスとピンチョスの違いってなに?スパニッシュRICAちゃんがわかりやすく解説!

スペイン人の食生活に欠かせない「バル」。タパスやピンチョスは、そんなバルで提供される小皿料理として知られていますが、この2つにどんな違いがあるのかご存知ですか?

この記事ではスパニッシュRICAちゃんが、タパスとピンチョスの違いについて解説していきます。

そもそもバルってどんな場所?

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スペイン観光で欠かせないバル巡り。バルとは「BAR(バー)」をスペイン語読みしたものですが、私たちの想像するバーとは大きく印象が異なります。日本でバーと言うと、食事を終えた後にお酒とおつまみを楽しむ場所ですが、バルは食事も注文できるのが特徴。どんな小さな町でもバルは必ずあって、コンビニのように気軽に立ち寄れる場所なんですよ。

日本でも居酒屋をハシゴすることがありますが、スペインでは誰もが気軽にバルをハシゴします。そのためバルが何軒も連なる通りがあって、お酒1杯だけ頼んで3軒4軒とハシゴするのが当たり前なんです。

タパスとピンチョスとの違いは?

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どちらもバルで提供される小皿料理ですが、タパスとピンチョスにはちゃんと違いがあります。ピンチョスとはスペイン語で「串」を意味する言葉。スペインのバルではその名の通り、具とパンが串で刺しとめられているのが特徴です。

ピンチョスが生まれたのはスペインの中でもグルメの土地として知られる、バスク地方。バルセロナなどの大都市に行けばタパスもピンチョスも両方楽しむことができますが、本来ピンチョスと言えばバスク地方の料理なんですよ。
ちなみにピンチョスを提供するお店では、お会計の際この串の数を数えて合計金額を出します。まるで回転寿司のお会計のようですよね。

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一方のタパスには、ひと口で食べられるような手軽なものから、スペイン料理の定番アヒージョまでさまざまなスタイルの料理が見られます。お店によって提供している料理は異なりますが、生ハムやトルティージャ(スペイン風オムレツ)、クロケッタ(コロッケ)、アヒージョなどはバル料理の定番です。

タパスとピンチョスの違いは串が刺してあるかどうか!

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ピンチョスはバスク地方で食される、串の刺さった小皿料理のこと。ぜひスペインを訪れたら何軒かバルをハシゴして、本場スタイルの楽しみ方をしてみてくださいね。

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