スイカの選び方は?どんな歴史がある?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!
日本の夏の風物詩、スイカ。そのイメージの通り、スイカは春から夏にかけて旬を迎えます。爽やかな甘味とみずみずしい果肉が暑い夏にはピッタリですよね。
この記事ではお宝食材探検隊が、スイカの選び方や歴史について解説していきます!
スイカの選び方や食べ頃は?
スイカは、見た目や手触りだけではおいしいかどうかを見分けるのが難しい果物ですよね。それではどのように選べば良いのでしょうか?
まずはカットされて売られているものを選ぶ場合。これは種がきれいな黒色をしていること、種まわりが少し空洞になっているものがよく熟していて美味しいです。
切られていない場合は、黒い縞が濃いものを選ぶと甘いスイカが食べられますよ。また、おしりにある「おへそ」と呼ばれる部分は熟すと大きくなるため、大きくなっているものが食べ頃と言えます。
逆におへその小さいものはまだ完熟しておらず、日持ちがします。しかしバナナなどと違ってスイカは追熟(収穫後に時間を置いて熟させること)しないので、収穫されてから時間が経つと美味しさが落ちてしまいます。ですから、なるべく早めに食べるのがおすすめですよ。
スイカの歴史とは?
日本人に馴染み深いスイカですが、実は南アフリカが原産。その歴史は非常に古く、古代エジプト時代から栽培されていたと言われています。中央アジアなどの水の少ない地域では水の代わりとして発達した果物でもあるんですよ。
日本への伝来は江戸時代と言われていますが、当時は果肉の赤色が不吉とされ、普及はしませんでした。栽培が本格化したのは明治になってから。その後は品種改良が行われ、私たちの知る現在の甘いスイカとなったのです。
スイカは縞とおへそを見て選ぶ!
スイカは黒い縞が濃く、「おへそ」が大きいものが甘くて美味しいですよ。スイカの歴史は非常に古く、もともとは南アフリカの果物だったのですね。
皆さんもぜひ、スイカを選ぶ際は参考にしてみてくださいね。
※画像はイメージです。
※「THE BOOK OF FRUIT おいしいフルーツの本」に掲載した内容を再編集しています。
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