ビーツとはどんなもの?赤カブとは違う?お宝食材探検隊がわかりやすく解説
鮮やかな赤色とカブのようなフォルムで知られるビーツ。「ビーツ=赤カブ」と認識している人が多いと思いますが、実はその2つは全くの別物だって知っていましたか?
ここではお宝食材探検隊がビーツの特徴や赤カブとの違いを解説していきます。ビーツの奥深い魅力をご紹介!
そもそもビーツとは?
上記でも解説したとおり、ビーツは赤いカブのような見た目の植物。主にロシアやウクライナなどでよく食され、ボルシチには欠かせない食材です。
またビーツは非常に栄養価が高い野菜として知られ、「奇跡の野菜」「食べる輸血」などと称されることもあります。健康や美容に興味のある人なら一度は聞いたことがあるかもしれませんね。
ビーツと赤カブの違いは?
一見赤カブにそっくりなビーツですが、カブはアブラナ科の植物であるのに対して、ビーツは意外にもほうれん草と同じヒユ科の植物。テンサイ糖の仲間で、カブとは違って甘い風味がするのが特徴です。
また同じく赤カブやビーツと混同されがちなのがラディッシュ。しかしラディッシュの和名は「ハツカダイコン」。名前の通り大根の仲間であり、赤カブともラディッシュとも違う種類の野菜なのです。
ビーツの食べ方
ビーツは生のままだと固いので加熱して柔らかく食べるか、薄くスライスしてサラダに入れて食べるのがおすすめです。
最もポピュラーな食べ方はやはりボルシチですが、ポテトサラダに入れたりシンプルにソテーするのも向いています。またビーツの甘さを活かしてスムージーやアイスに使うことも珍しくなく、さまざまな料理に活用できる食材です。
またビーツは皮をつけたまま、切らずにそのまま茹でるのがポイント。そうすることでビーツの鮮やかな赤色を損なわずに調理することができます。
ビーツは赤カブではなく、ほうれん草の仲間!
見た目は似ていますが、ビーツは赤カブやラディッシュとは種類の異なる野菜です。あまりスーパーで見かけることは少ないですが、ボルシチを頼むと必ず入っている食材なので、ぜひ意識して食べてみてくださいね。
※画像はイメージです。
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