シャコのすしとはどんなもの?すしマニアが人気のすしダネについて解説

すしの定番のタネであるシャコ。ところですしダネであるシャコとはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がシャコについて効能などを入れつつ解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!

すしダネとしてのシャコとは?

形はムカデのようで不気味ではありますが、すしダネとして昔から使われてきたという歴史があります。産卵期は5~7月。メスの身の中にある固くて赤い棒のようなのが卵巣で、カツブシといわれますが、これを持った子持ちシャコは絶品。

シャコは本来は煮物のタネなので、ワサビを用いず、煮ツメにしたすしが一般的。とはいえ、最近は茹でたものをわさびにつけて出す場合もあります。

シャコのすしは栄養たっぷり!

シャコのすしは1カンあたり47.0Kcal。栄養成分的にはエビに近いのですが、ビタミンB1、B2の含有量はこちらのほうが優れています。ビタミンBで新陳代謝を盛んにできるすしダネといえるでしょう。

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています
※すしのカロリーは、標準的なすし・1カン分(すし飯20g、30.5キロカロリーを含む)で表示してあります