すし屋で利用されるガリとは?生姜が原材料?すしマニアが解説
すし屋といえば、ガリが必ず無料で置かれていますが、これはどんな効果があって置かれているものなのでしょうか?
ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がガリについて解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!
すし屋で利用されるガリはどんなもの?

ガリはすしの符丁で、生姜の調味酢漬のことを指します。噛むとガリガリと音がすることや、削るときにがリガリ音がするからガリになったとされています。
昔は店で漬けるということもありましたが、いまは既製品を使う店も多い傾向に。ガリの役目はなんといっても「口直し」。これをちょっと食べて、口の中をさっぱりとさせ、次のタネを味わうというももの。とくに濃厚な味のタネから淡白な味のタネに移るときにガリを少し食べるのがおすすめ。

他の役割としては、特殊なすしに醬油をつける時に使用します。例えば、軍艦巻、薬味をのせたすしなどは、すしダネに醬油をつけるのが難しいので、醬油をつけたガリを使い、タネに醬油をつけるという利用法もあります。
すし屋におけるガリの役目は口直し
普段何気なく食べているガリも実はすしにとっては大事な役割があるんです。ガリを知るとよりすしが深くなること間違いなし!
※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています
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