アジのすしとはどんなもの?すしマニアが人気のすしダネについて解説

すしの定番のタネであるアジ。ところですしダネであるアジとはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がアジについて効能などを入れつつ解説していきます。すしに詳しくなりたい人におすすめ!

すしダネとしてのアジとは?

年中出回っている大衆魚ではありますが、旬は夏。夏場の光ものの代表的なタネです。アジは種類が多いのですが、すし店でアジといえばマアジのこと。マアジのすしは脂っぽさもなく、さっぱりとした味わい。にぎりだけでなく、酢を適度にきかしたアジの棒ずしも絶品。

ただ大衆魚には理由不明の盛衰があって、急に漁獲量が激減することがあります。アジもそのひとつ。同じアジ科のシマアジは、1m近くに達する魚で、旨味もすぐれ、高級魚のひとつとされています。

アジのすしは栄養たっぷり!

アジのすしは1カンあたり52.1Kcal。コレステロールを減らし動脈硬化などの成人病予防に効果のあるEPAが豊富で、とくに旬の時季には含量が増します。旬のアジは、旨味も栄養も充実!

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 2 すし」に掲載した内容を再編集しています
※すしのカロリーは、標準的なすし・1カン分(すし飯20g、30.5キロカロリーを含む)で表示してあります