牡蠣の刺身とは?旬の時期も含めてすしマニアが解説

刺身で食べると絶品の牡蠣。ところで刺身で利用する牡蠣とはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部が牡蠣の刺身について旬の時期などを入れつつ解説していきます。刺身に詳しくなりたい人におすすめ!

刺身として食べる牡蠣とは?

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牡蠣は分類学上、イタボガキ科の二枚具。世界でも種類が多く、日本の場合、料理として食べるのはほとんどがマガキ属です(長崎や熊本ではスミノエガキを養殖)。

カキは養殖が盛んで、歴史的にも古く、ローマ時代まで遡るほど。日本では、広島で1673年(延宝元年)に養殖が始まったといわれます。牡蠣の養殖地として最も有名なのはその広島県ですが、他にも宮城県の松島湾、三陸海岸、三重県の的矢湾、北海道の厚岸湾などが有名。

生の牡蠣を使った料理には、牡蠣酢や牡蠣のカクテルなどがあります。牡蠣酢の場合は、大根おろしで洗い、ぬめりと汚れを取ってから調理するのがポイント。

牡蠣の旬はいつ?

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マガキなどの牡蠣は一般的に秋から冬が旬で、「Rのつく月は、牡蠣が旨い」といわれています。3月から8月は味が落ち、鮮度も落ちやすいので避けた方がよいです。ただし、春から夏にかけては、同じマガキ属のイワガキが旬を迎えます。

一般的な牡蠣の旬は秋から冬が基本!

牡蠣には種類があり、イワガキは夏が旬だったりと、一般的な牡蠣の旬とは異なります。旬などについて知っていれば、牡蠣の刺身もより深く楽しむことができますよ!

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 22 刺身」に掲載した内容を再編集しています