エビの刺身とは?旬の時期も含めてすしマニアが解説

刺身で食べると絶品のエビ。ところで刺身で利用するエビとはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がエビの刺身について旬の時期などを入れつつ解説していきます。刺身に詳しくなりたい人におすすめ!

刺身として食べるエビとは?

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エビは種類が多く、クルマエビ、コウライエビ(大正エビ)、クマエビ、シバエビ、ホッコクアカエビ(甘エビ)、ボタンエビ、テナガエビ、伊勢エビ、ロブスター…と、世界に2000種以上も生息しているといわれています。

刺身で食べておいしいのは、まずクルマエビ。クルマエビは成長段階で呼び名が変わり、身の長さが5~6cmのものをサイマキまたはコマキと呼び、10cmぐらいのものをマキ、それ以上をクルマエビと呼んでいます。すし店では一般的には茹でてから利用しますが、活けものを生で食べるオドリも絶品。他にも値段は高いですが、姿造りの豪華な演出で喜ばれる伊勢エビがあります。

エビの旬はいつ?

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エビの旬は種類によって異なります。クルマエビは一年中出回っていますが、本来は夏が旬。伊勢エビは夏が禁漁期になり、秋が旬になりますが、最近は外国産のロブスターが出回り旬が分からなくなっています。

エビの旬は種類によって違う!

エビには多くの種類があり、旬も変わってくるのが特徴。それぞれの旬を知っていれば、エビの刺身もより深く楽しむことができますよ!

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 22 刺身」に掲載した内容を再編集しています