三元交配豚とは?三元豚との違いは?ラーメンマニアが解説

最近は「三元豚」のチャーシューをのせたラーメンもあったりしますが、この「三元交配豚(三元豚)」といった豚はどういったものなのでしょうか?

ここではラーメンに関する本を多く出版してきたラーメンマニア編集部が三元交配豚を解説していきます。ラーメンに詳しくなりたい人におすすめ!

三元交配豚とは?

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品種ごとの優れた点を活かしたよい豚を作るために、いくつかの品種を組み合わせて計画的に交配させたものを交配種、または交雑種と呼び、日本で飼育されている80%以上が交配種です。主にランドレース、大ヨークシャー、デュロックの3品種が使われることが多く、この3品種を交配して作るため「三元交配豚」と呼ばれています。

これを略して「三元豚」。肉質はきめ細かく、歯ごたえもあり、それぞれの品種の良いどこ取りで、ラーメンのチャーシュー以外でも、とんかつやトンテキなどによく使用されます。

三元交配豚は3品種を交配して作った豚のこと

豚の品種は約60種あり、飼育のメインになる品種が三元交配豚。おいしさも価格も安定している三元交配豚はこれからも日本産の豚肉の主役になっていくでしょう。

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※MOOK「人気ラーメン店を開業するための本」に掲載した内容を再編集しています