千代田区のおすすめラーメン店4選 ラーメンマニア編集部が厳選した本当においしいお店をご紹介！

千代田区といえば、神田や小川町などさまざまなラーメン店が並ぶ激戦区。どこがおいしいのか、食のプロであるラーメンマニア編集部が千代田区で本当においしいお店を厳選しました。

お店に行くだけでは分からない、徹底取材した編集者ならではの情報もプラス！より深くラーメンを楽しみたいという人にもおすすめ。

炭火焼濃厚中華そば 海富道／神田鍛冶町

“もったいない魚”を全て活かした「炭火焼濃厚中華そば」を出すことで人気を集めているのが『炭火焼濃厚中華そば 海富道』。コロナ禍で外食向け食材の流通が滞り、特に魚介類は行き場がなく廃棄される恐れもある中、これらの魚介を丸ごと炭火焼きした後、特殊製法でペースト状にし、アゴ出汁と合わせてスープにしています。

メニューは鯖、鰯などの魚種別に計5品を展開しています。それぞれ店内で炭火焼きし、「すする焼き魚」とでもいうような、 香り豊かな濃厚スープを実現。また炭火が消臭効果を発揮し、生臭さがないスープの味わいもまた魅力です。

そして、炭火で魚介を焼くことで、炭の香ばしさがくっきりとスープに溶け込むような新感覚の味わいに。

ラーメンをご飯と提供する、定食仕立てであることも特徴の一つ。あらかじめ盆に刻み玉ネギ、焼ネギ、チャーシュー、海苔、海苔の佃煮を別盛りで スタンバイしておくことで、具材をトッピングする時間を省略し、出来たてをすぐに提供できるようになっています。

麺堂にしき／神田小川町

都営新宿線小川町駅から徒歩5分、靖国通りから一本入った路地の奥に店を構えるのが『麺堂にしき』。幅広い客層にしたいという思いを込めて、鴨を贅沢に使った醤油ラーメンと、鯛の中骨を焼いて出汁をとった塩ラーメンという風味の異なる種類を定番に。

女性や年配の一人客でも気軽に入りやすい店づくりを心がけています。 店内の天井や壁は、明るく清潔感のある白で統一。

ラーメンは鴨を前面に打ち出した一杯に仕立てて他と差別化。スープは、鴨の丸鶏とネック、鶏の胴ガラ、モミジ、昆布などの素材を5時間かけて丁寧に炊き込んでいます。提供する日の朝に和歌山県産紀州鴨ミンチを加えることで、鴨の風味を強めると同時に、味のブレも調整。昆布やカツオ節などを使用した醤油ダレと合わせ、まろやかで深みのある味わいを作り出しています。

海老丸らーめん／西神田

ラーメン激戦区の東京・神保町にあるラーメン店『海老丸らーめん』。店主は『シェ・イノ』やロサンゼルス『シノワ・オン・イン』などフレンチの名店で修行を重ね、西麻布でフレンチ『エゴジーヌ』も経営。看板商品の「元祖海老丸らーめん」は、オマール海老と鶏ガラスープを合わせたWスープが特徴。高級食材である尾ーまるエビを年5トンを年間契約で仕入れることでお手頃な価格で提供しています。

元祖海老丸らーめんはオマール海老の濃厚な味噌の入った頭部分を、フレンチの技法を活かして手間をかけて丁寧に仕込み、フレンチのビスク風の濃厚な旨みのスープに仕上げています。鶏ガラスープを1割合わせることで、ほどよいマイルドさも。オマール海老の香りを移したトマトベースの香味油で彩りと香りをプラス。さらにサワークリームをのせたメルバトースト（薄くスライスされたトースト）がトッピングされています。

MANNISH／神田司町

神田駅から徒歩7分。生姜を全面に打ち出し、香り高く刺激的な味わいで評判を掴んでいるのが『塩生姜らー麺専門店MANNISH』。これまでにない味わいを作り出そうと開発した、塩×生姜のラーメン「塩生姜らー麺」が人気です。

すべてのメニューのベースとなる、スープは鶏ガラと野菜類（くず野菜）でトータル5時間ほど煮込んで作り、注文ごとに小鍋で温めています。タレは塩ダレで、複数の塩をブレンドして使用。生姜は、スープ部分に自家製の生姜油とおろし生姜をたっぷり加え、さらに茹でた挽肉を生姜汁で漬けたものをトッピング。その他のモモ肉のチャーシュー、千葉産の江戸菜、ベニーナ（赤大根の貝割れ菜）、刻みねぎなどをのせています。

食のプロが選ぶ千代田区のおいしいラーメン屋ならココ！

千代田区にはさまざまなラーメン店がありますが、口コミサイトだけでは分からない徹底取材したお店だけを厳選して紹介しました。それぞれのお店の自慢のラーメンを味わってみてくださいね。

※こちらで紹介しているお店のデータは取材時のものです。最新情報は必ずご確認ください。