冷たいのに担々麺!?冷やし麺マニアによる2022年夏におすすめの冷やし担々麺8選

担々麺といえば、マイルドなごま系から痺れの強い四川系まで種類が豊富で人気カテゴリー。しかし、猛暑となると担々麺が食べたくても暑くて食べられないことも…。そんな時は「冷やし担々麺」なんていかが?ピリッと辛いのに、スープは爽やか!

今回は冷やし麺マニアが2022年夏におすすめしたい、東京で冷やし担々麺が食べられるお店を先駆けて紹介していきましょう。
紹介している内容は2021年のものです

冷やし白黒担々麺/ラーメンsorenari・太平

「鶏そば」で人気の『ラーメンsorenari』の夏季限定メニュー。冷やし担々麺に黒ごまペーストが別添えになった「冷やし担々麺」のバリエーション。途中で黒ゴマペーストをスープに溶かすことで味の変化を楽しめるというもの。

黒ごまペーストは、黒ごまのペーストに甜麺醤を加えて甘みとコクを調整。スープは、「和風冷やしラーメン」の和出汁で、タレは塩ダレを合わせていてすっきり。ラー油は自家製で、香りよく仕上げています。

つったい(冷たい)黒ごまいっぱ~いの坦々麺/麺ダイニングととこ・小川町

山形名物の「つったい(冷たい)ラーメン」は一年中提供するのですが、それに加えて、夏期限定で「つったい(冷たい)ラーメン」も提供。こちらは黒ごまを炒って作る自家製黒ごまペーストに植物性油で作る香味油を加え、冷やしたラーメン用スープと合わせてしっかり攪拌して乳化させてスープにしています。

スープに氷を浮かべて提供するというスタイルで、氷は麺のコシを最後まで保たせる役割をします。その日の気温によって氷が溶けるスピードが変わるので、そこも計算してスープの味を日々調整しているとのこと。

冷やし海老担々麺/鶏そば・ラーメン Tonari・円山町

定番メニューである「白醤油鶏そば」の鶏ガラ主体のスープに、甘エビの頭とニンニクを油で炊いてペーストにしたものを加えた一品。さらに豆板醤、ねりごま、山椒、オイスターソースや甘口・濃口醤油、白醤油のタレを加えています。

肉味噌はニンニクと鶏挽き肉、小エビなどを混ぜ、よりエビの風味がより強く出るように。さらに麺の上には殻ごと食べられる「天使の海老」を酒と塩で茹でたものを一尾トッピング。スープの上にかけるラー油とマー油は自家製。辛さは控えめで様々なスープと調味料が麺とよくからみ、動物系と魚介系のそれぞれのコクを引き出しています。

冷やし豆乳担々麺/中華そば二階堂・飯田橋

夏季になると注文が増えるというのが「冷やし豆乳担々麺」。温かい担々麺のスープは鶏ガラのスープであるのに対して冷たい担々麺のスープは豆乳がベース。醤油ダレやねりごま、赤と青の山椒、ラー油、芝麻醤などがブレンド。

肉味噌は甜麺醤や豆板醤で調味し、牛肉と豚肉の合い挽き。甘みと旨味が同時に効いていて、優しい味わいのスープとの相性も抜群。辛味の決め手となるラー油は自家製で4種の唐辛子を使い、八角、山椒、陳皮、ねぎ、玉ねぎを加えてスープ全体の香りを引き立てる仕上がりに。芝麻醤はごまだけでなく、ピーナッツバターを加えることによって、深いコクを出しています。

海老丸式冷やし担々麺/海老丸らーめん・神保町

自慢のオマールエビスープを担々麺に活用した、毎年の夏季限定メニュー。オマールエビのスープにねりごま、ラー油、唐辛子、青山椒、ごま油、キュウリ粗みじん、白ごま、フライドガーリックを。青山椒はムーランで挽いて入れてフレッシュな香りも加えています。

トッピングは肉味噌、軽くローストしたプチトマト、茹でたアルゼンチン産アカエビ、小松菜のおひたし、レモン風味のハーブのバジルパープル、レアチャーシュー、白ごま、ねぎ。口直しとしてキウイフルーツを加えています。フレンチレストランを営むシェフが考案しただけあり、全体的にマイルドであっさり風味。

冷やしタンタン麺/鶏ポタラーメンTHANK・大門

『鶏ポタラーメンTHANK』は濃厚なのにあっさり風味の鶏ポタラーメンで人気の店です。「毎日でも食べたいラーメン」というのがコンセプトで、うま味調味料は使用しないのも店の特徴。夏季限定で提供しているのが、この「冷やしタンタン麺」です。

スープは鶏ガラスープにごまペースト、胡椒、豆乳を混ぜたもの。さらにレモン汁、甘酢、酢を合わせて酸味を加えています。トッピングはパクチー、もやし、キュウリ、温泉卵、アーリーレッド。香りを豊かにするために、ラー油とカツオ出汁をプラス。メニューのコンセプトとして、キレのある辛味、スープの甘味、酸味の3つが楽しめることを大事にしているとのこと。

冷やし排骨担々麺/Renge no Gotoku・渋谷

渋谷駅前再開発のため惜しまれつつ閉店した排骨担々麺の名店『亜寿加』。その味を引き継ぎ、同じ桜丘町で開業した『Renge no Gotoku』。名物は揚げたての豚肩ロース「排骨(パイクー)」をのせた「排骨担々麺」。温かい麺でも冷たい麺が選べますが、黒酢を加え、爽やかな酸味と辛味が楽しめる「冷やし排骨担々麺」は夏冬問わず安定した人気。

排骨は揚げたてをのせ、薄切りだからこそ実現する軽い食感とカレー風味のスパイスが後を引きます。排骨の上に水菜とせん切りキュウリをトッピング。

名物冷やし担々麺/担々麺一龍・浅草

『坦々麺一龍』は広東料理店を経営するオーナーシェフが手掛ける新しい担々麺専門店。人気の「濃厚担々麺」を冷やし麺に転用したもので、夏季になると注文が増えるとのこと。

「濃厚担々麺」のスープをそのまま冷やしたものを利用。スープは、清湯に、芝麻醤、濃口醤油、米酢、チキンパウダー、ごま、ピーナッツなどを混ぜて、冷やします。そして、赤山椒や朝鮮唐辛子、白絞油などの13種類の素材で作り上げた自家製ラー油を合わせた、香りが高いもの。温かい担々麺に比べ、冷やしだと香りが弱くなるので、温かい麺に比べて2倍の量のラー油を加えるのが特徴です。

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まだまだ冷やし担々麺の名店はたくさんある!

実は最近のラーメン屋はバリーエーションとして担々麺を用意することも多く、冷やしのメニューにも担々麺が取り入れられることも。もちろん、ごまの香りが強いのが担々麺の特徴でもありますが、中には豆乳を使ってさっぱりにしているお店もあるので、いろいろと食べ比べてみてくださいね。

※紹介している内容は2021年のものです
※「人気の冷やし麺」に掲載した内容を再編集しています

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