ケバブとはどんなもの?いろいろな種類がある!フードマニア編集部がわかりやすく解説

「ケバブ」といえば、屋台などで大きなお肉の塊がぐるぐると回っているのが特徴的ですよね。そんなケバブとは代表的なトルコ料理の一種で、屋台などで見かけるのは「ドネルケバブ」というものなんです。

この記事ではケバブの特徴や種類について、フードマニア編集部がわかりやすく解説していきます。

そもそもケバブとは?

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ケバブとはトルコ料理の一種で、元々は肉や魚、野菜をローストする料理のこと。肉のローストが圧倒的に多いので、主に肉料理として扱われています。お肉に調味料やスパイスで下味をつけて香ばしく焼き上げた、スパイシーな味わいを楽しむことができますよ。

お肉の種類はラムやマトンなどの羊肉がメインでしたが、今では牛肉や鶏肉なども使われています。また、ケバブには豚肉が使われていません。というのも、本場トルコでは国民のほとんどがイスラム教徒で、宗教上豚肉を食べることが禁止されているからです。

ケバブにはどんな種類があるの?

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日本では、屋台やワゴンで販売されている、大きな肉の塊がぐるぐると回転しているケバブの印象が強いですが、こちらは「ドネルケバブ」という名前のもの。

ドネルとは「回転」という意味で、味付けした薄切り肉を垂直の串にさして大きなブロック状にまとめ、専用のグリルで回転させながら香ばしく焼いたものを外側から削って食べるのがドネルケバブなんです。

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一方で、トルコ料理の代名詞とも言える伝統的な料理として挙げられるのが「シシケバブ」。シシとは「串」という意味で、一口大に切った肉や野菜を鉄串にさして焼いた料理のこと。本場トルコでは炭火で焼かれることが多く、肉本来のジューシーな味わいが特徴的なんです。

日本では肉と野菜を交互に刺したものが多いですが、トルコのレストランでは肉と野菜は別々の串にして焼かれるんですよ。

ケバブとは、代表的なトルコ料理の一つでスパイシーでジューシーな肉料理のこと!

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ケバブとは代表的なトルコ料理の一つで、主にラムやマトンなどの羊肉が使われていますが、今では鶏肉や牛肉も使われるようになりました。私たちが印象深い回転式の「ドネルケバブ」のほかにも、串に刺した肉料理である「シシケバブ」というケバブもあるんですね。友人やご家族に話してみてはいかがでしょうか?

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