そばと麻婆豆腐の“最強タッグ”で夏を乗り越えろ！新宿『つけ蕎麦角屋SUMIYA』の「冷やしマーボー豆腐」

『つけ蕎麦角屋SUMIYA』はつけそばをメインに創作そばをいくつも考案しているお店。夏季はぶっかけスタイルの冷やし麺を提供しているのですが、その中もで異色のそばメニューがあるのです。その名も「冷やしマーボー豆腐」！

麻婆豆腐を冷やかけそばに混ぜたら…新しい境地に！ピリ辛風味で夏にぴったりの冷やし麺なるんですよ。今回は冷やし麺マニアの冷やし麺’s ナンノが『つけ蕎麦角屋SUMIYA』さんの「冷やしマーボー豆腐」をご紹介！

『つけ蕎麦角屋SUMIYA』のそばは歯ごたえがウリ！

『つけ蕎麦角屋SUMIYA』さんは、西新宿の甲州街道沿いにひっそりとたたずむ隠れ家的なお店。昼は鶏白湯スープベースのつけそばがメインで、夜は日本酒とワインを楽しみながら楽しめるという2段構えのお店です。

そばは挽きぐるみで打っているので、麺の色が黒くなるのが特徴。そばと小麦の割合は6対4で、そばならではの歯ごたえを重視しています。麺の量は一人前320gと多め！大盛りは480g。6～9月は冷やかけメニューも用意していて、カエシは甘めのものを使用。カツオなどを入れずにそばそのものの味をダイレクトに楽しむというのがコンセプトです。

麻婆豆腐×そばの化学反応はいかに！？

『つけ蕎麦角屋SUMIYA』では、創作そばを定期的に用意しているのですが、その中でも2021年の夏に始めたばかりの新商品がこの「冷やしマーボー豆腐」。もともとは他のおそば屋で、豆腐をのせるというそばを食べていた時に「そばに麻婆豆腐をのせたらおいしいのでは？」と閃いて考案したもの。

名前は「マーボー豆腐」とは付いていますが、実際は麻婆豆腐というよりも豆腐＋肉味噌の組み合わせといった内容。肉味噌は合い挽き肉に豆板醤と甜麺醤を混ぜ合わせたもので、これが麻婆豆腐の旨味に変化。それを豪快に豆腐にのせ、さらに特製ラー油を作る時に余ったねぎと生姜を香り付けで加えます。食べ方としては豆腐を少しずつ崩しながら味変していくもの。ピリ辛風味なのですが、豆腐のまろやかさを組み合わせることによって辛みも和らぐといった深みのある味なのです。

「冷やしマーボー豆腐」は毎年6～9月ごろの期間限定メニュー！

豆腐にそばというメニューは多々ありますが、麻婆豆腐というのは滅多に見られないもの。そして、昔からある「豆腐そば」の発展版でもあるので、そばとの相性も抜群！今年の夏は、いつものさっぱり風味の冷かけそばだけではなく、ピリ辛風味の麻婆豆腐のそばも加えて、乗り越えるというのもアリではないですか？