2022年最新!今年の夏におすすめの個性派アイスコーヒーを集めました

2022年も猛暑が予想されます。暑い夏だからこそ美味しいのがアイスコーヒー。最近は良質のコーヒーが手に入るようになり、自家焙煎にも力を入れる店が増えてきています。アイスコーヒーの品質や魅力も年々高まってきているというのが昨今の傾向。

そこで、カフェマニア編集部が、アレンジコーヒーを含めて、2022年夏におすすめの個性派アイスコーヒーを全国から集めてみました。

コーヒージントニック/REC COFFEE・東京

以前は『COFFEEHOUSE NISHIYA』という名前で営業していました

福岡を拠点に、台湾・東京で展開する『REC COFFEE』。今年3月1日新たにオープンしたのが、東京・渋谷東店です。ブラックのアイスコーヒーは、コールドブリューと急冷式を用意。急冷式のアイスコーヒーは、同店の定番である中煎りの博多ブレンドと、シングルオリジン1〜2種類から選べます。

 水出しコーヒーを使ったノンアルコールカクテル

■コーヒージントニック
コロナ禍でアルコールを飲む機会が減ったことから、時間を気にせず楽しめるコーヒーモクテルを、と開発したメニューがこちら。日本製の無添加ジン「NEMA」とトニックウォーターを混ぜ、上からコールドブリューを注いだもの。

エスプレッソではなくコールドブリューを使用することで、コーヒーが突出せずにフローラルな調和を味わえます。

REC COFFEE 渋谷東店

住所

東京都渋谷区東1-4-1 尚豊ビル1F

営業時間 10:00~19:00
定休日 無休
  ※記載のデータは取材時のものです。

UMEコーヒーカクテル/LIMENAS COFFEE・埼玉

コーヒーソーダの進化形!

元調香師という元明健二さんがオーナーバリスタを務める『LIMENAS COFFEE』。浅煎りから深煎りまで20種類ほどのコーヒー豆を揃え、そのすべてをホットでもアイスでも味わえます。

■UMEコーヒーカクテル
コーヒーチェリーの果肉を思わせる、甘くてフルーティーなノンアルコールカクテル。熟成させた自家製梅シロップを無糖炭酸で割り、浅煎りブレンドのエスプレッソを上から注いでいます。

まずはクリーミーな泡を味わい、その後全体を混ぜて飲むのがリメナス流。アイスドリンクには「フェラーノ」の耐熱ダブルウォールグラスを利用しているのが個性的。

LIMENAS COFFEE

住所 埼玉県所沢市日吉町6-7
営業時間 13:00~19:00
定休日 不定休(SNSを確認)
  ※記載のデータは取材時のものです。

シェケラート/RIVERBED COFFEE BREWER&ROASTERY・岐阜

漆喰の壁や竹を用いた和の空間に、最先端の焙煎機やエスプレッソマシンが並ぶという店内

“新しいコーヒー体験“をコンセプトに、2021年にオープンした『RIVERBED COFFEE BREWER&ROASTERY』。店を構える岐阜県中津川市は、スペシャルティコーヒーの文化がまだ浸透していないエリア。その魅力を伝えるべく、生産国や農園、精製方法などによる個性の強い銘柄をセレクトし、常時14種類ほどのシングルオリジンをラインナップしています。

フルーティーな酸味や上品な香りをきび砂糖とグラスで細やかに表現

■シェケラート
ダブルショットのエスプレッソと、フレーバーを邪魔しない上品な甘みのきび砂糖を、氷とともにシェイカーで振ってフルートグラスに注いだもの。取材時のコーヒー豆は、高級チョコレートを思わせるフルーティーさと、ほどよい酸味、上品な香りを持つエルサルバドル(ロスアルペスナチュラル)。

口がすぼんだグラスの形状により、繊細な香りがダイレクトに鼻に届きます。

RIVERBED COFFEE BREWER&ROASTERY

住所 岐阜県中津川市淀川町2-25
営業時間 9:30~17:30(L.O.17:15)
定休日 木曜日
  ※記載のデータは取材時のものです。

エスプレッソトニック/BARISTA MAP COFFEE ROASTERS・大阪

日本橋駅からすぐの場所に2021年4月開店。平日のバリスタスクール、週末のコーヒースタンド、コンサルティング、海外・国内への卸売りというおもに4つの事業をここで行っています。

わずか1・8坪の焙煎所兼コーヒースタンドながら、アイス系コーヒーはドリップ急冷式やエスプレッソトニックなどの定番から、エスプレッソミルクシェイクやコーヒージェリーラテまでバラエティ豊か。

メルボルンからの逆輸入バリスタ・ロースターとして高い知名度を誇る深山晋作さんが営む店とあって、1杯目はブラックや水洗式コーヒー、2杯目はミルク系や乾燥式コーヒーなど、現地のカフェ文化さながら2杯注文するツウなお客も多いとか。

炭酸系でリフレッシュ!

■エスプレッソトニック
「気分を一新させるような一杯を」と、エスプレッソシングルショット(20g)と自家製トニックウォーター(約180g)でほどよいコーヒー感と甘さに仕上げています。

豆はフルーティーなフレーバーを持つなどトニックと相性のよいシングルオリジン(週替わり)を使用。

BARISTA MAP COFFEE ROASTERS

住所 大阪府大阪市中央区日本橋1-9-11
営業時間 11:00~17:00(コーヒースタンド)
定休日 月〜木(コーヒースタンド)
  ※記載のデータは取材時のものです。

SALT & COFFEE “CO” の塩コーヒー/LIMA COFFEE・兵庫

歴史を感じさせる重厚な石造りの建物が数多く残る元町エリア。その一角にあり、築年数は不明ですが、元銀行をリノベートしたもの。

『LIMA COFFEE』は2014年10月にコーヒースタンドとして創業。シングルオリジンのスペシャルティコーヒーを中心に自家焙煎しています。「豊かで複雑な香りを生かしたい」と、コーヒースタンドとしてはめずらしくサイフォンを採用。人気が高まり手狭になったため、2021年3月に同じ町内で移転。イートインスペースを備えた店に拡大リニューアルしました。

天日塩を加えた新感覚のマリアージ

■SALT & COFFEE “CO” の塩コーヒー
エチオピアナチュラルの浅煎り豆と香川県豊島にある『てしま天日塩ファーム』の天日塩を使ってハンドドリップ&急冷したアイスコーヒー。天日塩の甘苦い塩味によりエチオピアナチュラルの酸味がまろやかになり、豆が持つ華やかな香りと甘みを際立たせています。ほどよい塩味はスポーツドリンクのような飲みやすさも。

LIMA COFFEE

住所 兵庫県神戸市中央区栄町通3-2-6
営業時間 9:00~18:00
定休日 水曜日
  ※記載のデータは取材時のものです。

ニヨルトニックビア/NIYOL COFFEE・福岡


春になるとブーゲンビリアが新芽を出し、店は緑に包まれます。店内にもたくさんの観葉植物、季節の花々が飾られ、ボタニカルな雰囲気。

西新エリアを代表するコーヒーショップの一つ『NIYOL COFFEE』。店主の越智大輔さん自身もイラストを描くなどアートが好きで、その独特な感性が店づくりの随所に見て取れます。

コーヒーは開業当初から自家焙煎。生豆は商社のほか、輸入委託サービスのBOOK your COFFEEを活用して現地から直接買い付けるとのこと。シングルオリジンに特化し、浅煎り〜深煎りの7種をラインナップ。

柑橘を思わせる浅煎りコーヒーの個性をいかしています

■ニヨルトニックビア
トニックウォーター、ライム果汁、サトウキビシロップ、氷を一緒に攪拌。グラスに注ぎ、最後にエスプレッソシングルショットを加えたもの。トニックウォーターをミキシングすることで炭酸がまろやかになり、ビールのようなきめ細やかな口当たりに。ほのかに残った氷の粒が清涼感を増します。

NIYOL COFFEE

住所 福岡県福岡市早良区祖原14-21
営業時間 11:00~18:00(L.O.17:00)
定休日 木曜日
  ※記載のデータは取材時のものです。

まだまだ個性的なアイスコーヒーはたくさん!

さぁ、今年の夏に飲んでみたいアイスコーヒーは決まりましたか?でも、日本にはまだまだ魅力的なアイスコーヒーはたくさんあるんですよ。

そんなアイスコーヒーについて、もっと詳しくなりたいという人におすすめなのが、こちらの『カフェレス 2022年春夏号』。なんと特集では、45品ものアイスコーヒーがラインナップ!アイスコーヒー好きにおすすめの本に仕上がっています。