ガトーバスクとはどんなもの?どんな味がするの?ふれんちハンターがわかりやすく解説!

日本でも大ブームを巻き起こしたバスクチーズケーキ。「バスチー」などの愛称で親しまれていますが、同じバスク地方発祥のお菓子である「ガトーバスク」をご存知でしょうか。

この記事ではふれんちハンターが、ガトーバスクの特徴やその風味について解説していきます。

ガトーバスクとは?

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ガトーバスクについてお話する前に確認しておきたいのが、最近よく耳にする「バスク」という地名。名前は知っているけどあまりどういった地域なのかご存じない方も多いのでは?

バスク地方とは、ピレネー山脈を挟んでフランス南西部からスペイン北東部にかけて広がる地域のこと。独自の文化や言語が根付くこの地域には、サンセバスチャンなどの美食の街が多く存在し、食の分野で世界の注目を集めているんですよ。

そして今回ご紹介するガトーバスクとは、フランス・バスク地方で生まれたシンプルな焼菓子。クッキー生地でジャムやクリームなどを挟んでいて、サクサクほろほろとした食感が特徴です。

元々は漁師が船上で食べるための保存食で、ジャムなどを挟まない、今よりもシンプルなお菓子だったとされています。 現在は、サクランボのジャムやカスタードを挟んだものが定番で、ガトーバスクの最大の特徴でもある格子状の模様が表面に刻まれています。

どんな味がするの?

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ケーキとクッキーの中間のようなサクサクとした食感が魅力のガトーバスク。砕いたアーモンドやアーモンド粉を入れられることもあり、シンプルで素朴な風味の中に香ばしさも感じられます。
本場のガトーバスクは高さ2cmほどの背の低いものが多いですが、日本ではもう少し高さがあってクリームがいっぱい詰まっているレシピがよく見られます。

生地が優しい甘さなので、サクランボのジャムやカスタードが風味の良いアクセントになっているんですよ。

ガトーバスクとはサクサクほろほろ食感のバスク地方のお菓子のこと!

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ガトーバスクとは、バスク地方で生まれたクッキー生地の焼菓子のこと。フランス・バスクの特産品であるブラックチェリーを使ったものが有名になり、現在はサクランボジャムのガトーバスクが主流なようです。ぜひティータイムのお供としてガトーバスクを選んでみてくださいね。

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