カソナードとはどんなもの?きび砂糖との違いは?ふれんちハンターがわかりやすく解説!

フランスのお菓子作りに欠かせない「カソナード」という食品をご存知でしょうか。聞き馴染みのない人がほとんどかと思いますが、お菓子に香りやコクをつけるのにぴったりの砂糖なんですよ!

この記事ではふれんちハンターがカソナードの特徴や、きび砂糖との違いについて解説していきます。

そもそもカソナードとは?

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カソナードとはサトウキビを100%使用したフランス産の茶色い砂糖のこと。あまり馴染みがない名前かもしれませんが、クレームブリュレのキャラメリゼは、このカソナードをバーナーで炙ったもの。蜂蜜やバニラのようなコクのある香りが魅力で、お菓子作りに使用するとより深く濃厚な味わいに仕上がります。

カソナードに使われるサトウキビは、すべてインド洋に浮かぶレユニオン島で栽培されたもの。厳選されたサトウキビのみを使用していて、フランスの砂糖メーカーによって製造されています。

きび砂糖との違いは?

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きび砂糖もサトウキビを100%使用した砂糖ですが、製造方法がカソナードとは異なります。カソナードが砂糖を精製せずに粗糖から作られるものであるのに対して、きび砂糖は精製途中の砂糖液を煮詰めて作られるもの。
そのため同じサトウキビから作られた砂糖であっても、カソナードのほうがよりサトウキビ本来の風味を楽しめ、コクのある味わいに仕上げることができるのです。

カソナードはクレームブリュレのキャラメリゼに使うのはもちろん、クッキーなどに使えばザクザクとした食感が楽しめるお菓子になりますよ。

カソナードとはサトウキビ100%の茶色い砂糖のこと!

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カソナードとはサトウキビを100%使用したフランス産の砂糖のこと。グラニュー糖やきび砂糖でも代用は利きますが、独特の香りやコクはカソナードだからこそ。ぜひ作るお菓子や料理に合わせて、砂糖を使い分けてみてはいかがでしょうか。

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